都市ガイドオランダ、ベルギー・フランダース地方の主要都市の紹介

メッヘレン

16世紀初めにネーデルランド(現在のオランダとベルギー)の首都として政治、経済、文化の中心を担い、華やぎの時を過ごしたメッヘレン。当時の統治者がオーストリアのマルガレータ王妃だったことは、メッヘレンがいまもカリヨンの音色が響く、静かな絵のように美しい町として残された理由のひとつでしょうか。町の中心グロートマルクトには「オーストリアのマルガレータ」の像が優美な姿で立っています。歴史あるメッヘレンの街には300を越える歴史的建造物やモニュメントがあります。最も威厳を感じさせる建物は、カリヨンを収めた巨大な塔をもつ聖ロンバウツ大聖堂です。優れた地ビールを作るヘット・アンケル醸造所はレストランを併設。出来立てのビールを郷土料理と一緒に楽しめます。テラスの椅子にゆったりと腰掛け、空を流れる美しいカリヨンの音色を聴きながら、ビールグラスを傾けてみましょう。

メッヘレン 風景 フランダース

グロートマルクト Grote Markt
メッヘレンの繁栄を導いた「オーストリアのマルガレータ」の像があります。市庁舎や聖ロンバウツの塔などが並ぶ旧市街の中心。

メッヘレン グロートマルクト 広場 市庁舎 フランダース

聖ロンバウツ大聖堂・聖ロンバウツの塔 Sint Romboutskathedraal, Sint Romboutstoren
聖ロンバウツの塔は鐘楼として世界遺産に登録されています。高さ97mの鐘楼には49個の鐘から成る大規模なカリヨンが2組あり(最古のものは1480年鋳造)、時を告げる音楽が流れるほか、カリヨン奏者によるコンサートも開催されます。538段の階段を上ると、メッヘレンの街が一望のもとに。大聖堂内部にあるアンソニー・ヴァン・ダイクの祭壇画「十字架のキリスト」は必見。

メッヘレン カリヨン 鐘楼 フランダース

大ベギン会院・小ベギン会院 Groot Beijnhof, Klein Beijnhof
世界遺産に登録されているベギン会院のひとつです。建物は現在、主に住居になっています。順路を示す矢印に従って静かな路地を歩いてみましょう。

メッヘレン ベギン会院 フランダース

オーストリアのマルガレータ宮 Paleis van Margareta van Oostenrijk
かつて王宮として使われた宮殿は、16世紀初頭に建てられたルネサンス様式の建物です。中には入れませんが、美しい回廊や中庭を見学できます。

聖ヤン教会 Sint-Janskerk
15世紀後期のゴシック様式の教会です。ルーベンスの祭壇画「マギの礼拝図」を観るために多くの人が訪れます。

 (c)Jan Smets

(c)Jan Smets

王立デ・ウィット・タペストリー工房 Koninklijke Manufactuur van Wandtapijten
毛織物産業が栄えたフランダースでは、中世以来優れた技術でタペストリーの名品を生み出してきました。フランダース地方のタペストリー製造の伝統技術とその保存を紹介するベルギー唯一の機関が王立デ・ウィットタ・ペストリー工房です。
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ヘット・アンケル醸造所 Het Anker
世界遺産ベギン会院に作られたビール醸造所です。中世の頃からビールが醸造されてきた場所で、神聖ローマ帝国カール5世の名をもつ歴史の薫り高いビールを作っています。ガイドツアーで見学可能。ブラッセリーでビールを使った地元料理が食べられます。
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メッヘレン・カリヨン学校 Koninklijk Beiaardschool

世界にも例をみないカリヨン奏者のための学校です。カリヨンの歴史について解説を聴き、演奏のデモンストレーションが楽しめるガイドツアーは事前予約(75ユーロ、25名まで)での受付となります。
住所 Bruul 52, 2800 Mechelen

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