都市ガイドオランダ、ベルギー・フランダース地方の主要都市の紹介

ルーヴェン

14世紀に毛織物産業で繁栄したルーヴェンは、ヨーロッパ最古の大学のひとつで創設1425年のルーヴェン・カトリック大学があります。大学では、哲学者エラスムスが教鞭を執り、地理学者メルカトルが学びました。3万人を超える学生が学ぶ街には、大学関連の歴史的建物が多数あります。

また中世からビールの醸造が盛んで、「ステラ・アルトワ」のブランドで知られる世界最大のビール会社ABインベヴの本社があります。知識の渇き、そして喉の乾きを癒すなら、ルーヴェンはぴったりです。個人経営のドムス醸造所が経営するビアカフェをはじめ、たくさんのリーズナブルなビアカフェやレストランがあります。

1230年頃にその歴史をさかのぼる大ベギン会院、「石のレース」と讃えられる彫刻で飾られた市庁舎、宗教美術のコレクションが素晴らしい聖ペトロ参事会教会など、見逃せない建物が数多くあります。電車でブリュッセル中央駅から20分と近いのも魅力。

(c)Layla Aerts

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グロートマルクト Grote Markt
街の中心グロートマルクトに立つ市庁舎は、15世紀建造の建物に石のレースと讃えられる繊細な彫刻が施されています。一見の価値あり。内部には、ルーベンスの師であったオットー・ヴェニウスの作品があります。市庁舎の向かいの聖ペトロ参事会教会で、ルーヴェンで活躍した画家ディーリック・バウツの代表作「最後の晩餐」などの絵画が観られます。カリヨンの演奏も行われています。

(c) Toerisme Leuven

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大ベギン会院 Groot Begijnhof
13世紀に歴史をさかのぼる大ベギン会院。石畳の広い敷地の中に、広場、教会、家屋などが一つの町のように配置されています。ユネスコ世界遺産となっているフランダース地方のベギン会院の中でも最大のもの。現在はルーヴェン大学の施設となり、学生寮などに充てられています。散策してみましょう。

(c) Layla Aerts

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アウデマルクト Oude Markt
40軒あまりのビアカフェが連なり、それぞれの店舗の前にカフェテラスが広がるため、その全体を称して「世界で一番長いバー」と呼ばれます。地元の学生や市民が集う憩いの場です。旅行者も気軽に立ち寄ってみましょう。

ルーヴェン アウデマルクト カフェ 夜景 フランダース

ルーヴェン植物園 De Kruidtuin
1783年にルーヴェン・カトリック大学薬学部のために作られたベルギー最古の植物園です。現在は市の所有。通年一般に開放されています。早春はクロッカスやスノードロップの花が見事です。

(c) Toerisme Leuven

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ミュージアム M Museum M
聖ペトロ参事会教会の宝物や、後期ゴシックから19世紀までのアートを所蔵する市の美術館。コレクションから、昔のルーヴェンの豪商の生活も垣間見えます。建物はモダン。ベルギーのビール注ぎ名人に選ばれたこともあるオーナーこだわりのビールが飲めるミュージアムカフェもおすすめ。

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