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モデルコース

F:ベルギー・フランダースの都市/N:オランダの都市

1日目: ゲント F
ゲントのハイライトはゴシック様式の聖バーフ大聖堂にあります。1432年ファン・アイク作(兄弟合作とも)の巨大で精密な祭壇画「聖なる子羊の礼拝(神秘の子羊)」は、象徴性豊かなフランドル絵画の頂点に立つ作品として知られています。

またゲントには、ホックニー、ベーコン、ボイスら1945年以降のベルギー内外の芸術家のアートを収蔵したゲント市立現代美術館(SMAK)、ヒエロニムス・ボスからマグリットまで14世紀から20世紀前半のフランドル地方を中心にヨーロッパの巨匠作品を収蔵したゲント美術館(MSK)、そしてかつての綿工場を利用した産業歴史博物館(MIAT)などのアートスポットがあります。アールヌーヴォーやアールデコなど近代デザインの粋を集め、また20世紀のコンテンポラリー作品も観賞できる装飾美術館ゲント・デザイン・ミュージアムも必見。

2日目: ブルージュ F
宝石箱の様な魅力の詰まったブルージュでは、旧聖ヨハネ施療院の中にあり、ドイツ・フランクフルト出身で後にブルージュ市民となったメムリンクが聖遺物箱に描いたに1480年の神秘的で明るい宗教画「ウルスラの殉教」を収蔵したメムリンク美術館、ファン・アイク、ヴァン・デル・グース、ヴァン・デル・ウェイデン、メムリンクら15世紀フランドル美術の傑作を中心に収蔵する市立グルーニング美術館、フランドル伯からビールの醸造権をもらった15世紀の貴族たちの会館で、現在は武器や楽器、家具などが展示され往年のブルジョワ生活を想像させてくれるグルートフーズ博物館などを探訪してみましょう。

3日目: アントワープ F
創造性を育んできたアントワープの歴史上、ルーベンス、ファン・ダイク、ヨルダーンスが活躍した16世紀から17世紀にかけて最も芸術の花が咲き乱れました。1612年から1614年にかけて制作されたルーベンスの一連の傑作「キリスト降架」、「キリスト磔刑図」、「聖母被昇天」、「キリスト復活」を飾る聖母大聖堂が中でもハイライト。ルーベンス・ファンならイザベル・ブラントと結婚したあとに購入し、画業にあわせて増築し没する1640年まで住み続けた「ルーベンスの家」も必見。聖パウロ教会では、ルーベンス、ファン・ダイク、ヨルダーンス、フランク、デ・ヴォス、フェルブルッヘンらのバロック絵画作品50点以上、彫像200点以上が見学できます。
フランドル派の画家の作品を概観するには7000点以上を収蔵する王立美術館(KMSK)を訪れましょう。個人収集家のコレクションを展示したマイヤー・ファン・デン・ベルグ美術館やロコックスの家も必見ですし、モダンアート好きは現代美術館(MuHKA)も外せません。

4日目: ハーグとデルフト N
アントワープからハーグまでは鉄道で1時間半。ハーグから各駅で15分程の古都デルフトは、わずか30数点が現存し、その静謐な絵画が人気の高い画家ヨハネス・フェルメールの故郷です。フェルメールが生きた17世紀に誕生したデルフト焼の窯元と合わせて、古都の風情を楽しみたい。
午後はハーグに戻り、国会のあるビネンホフの美しい広場で記念撮影をしながら、近くにあるヨハン・マウリッツ公の館を利用した雰囲気抜群のクラシックな美術館「マウリッツハウス」へ。オランダの黄金期と呼ばれる17世紀の傑作を収蔵した美術館で、レンブラントの「解剖学講義」や晩年の「自画像」、フェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」、「デルフトの眺望」が必見。その他楽しい風俗画で知られるヤン・ステーン、フランス・ハルスの作品や、ポッター、ロイスダースの風景がなども。

5日目: ゴッホの森(オッテルロー) N
ハーグからApeldoornまで電車で1時間半、アペルドールンからバスで30分のオッテルローにあるデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園。ゴッホ作品を300点近く所蔵するクレラー・ミュラー美術館があることから別名ゴッホの森とも呼ばれています。「星空のカフェテラス」に代表されるゴッホ作品の他、モンドリアン、ピカソなどの近代アートも充実。リートフェルトが手掛けたモダンな建築が自然に溶け込み、屋外の彫刻庭園は緑に包まれています。園内の無料の白い自転車でサイクリングを楽しみましょう。8月のヒース、秋のジビエ、10月の黄葉の森、かつての王室の離宮ヘット・ロー探訪など、自然とアートが味わえるお勧めスポットです。

6日目: アムステルダム N
ゴッホの森からバスと電車で1時間30分。アムステルダムが最終目的地。世界初の美術館として建てられた国立博物館は13年まで改装工事につき、フィリップス棟でのハイライトコレクションの観賞となりますが、レンブラントの最高傑作「夜警」やフェルメールの4作品を含む珠玉の絵画を堪能出来ます。絵画以外にもドールハウスやデルフト焼の貴重な骨董、帆船模型などオランダの黄金時代のエッセンスがたっぷり。
世界最大のゴッホの作品コレクションを誇るゴッホ美術館はアムステルダムで1、2を争う人気スポット。「自画像」「ひまわり」「寝室」「アーモンドの花」「アイリス」など傑作が目白押し。同時代の画家の作品、特に関係の深かったゴーギャンの作品なども。国立博物館、ゴッホ美術館、そして2013年改装オープンのステデライク・ミュージアムなどが集まっているのがミュージアム広場。市内には大小含め約80のミュージアムがあります。

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