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世界文化遺産となったベルギー・オストダンケルクのエビ漁

(c) Toerisme Oostduinkerke, Westtoer

(c) Toerisme Oostduinkerke, Westtoer

ブルージュから約50km北西の海岸沿いの町オストダンケルク(Oostduinkerke)では、古来より馬を使った「エビ漁」が行われてきました。 現代まで綿々と受け継がれてきたこのエビ漁は、2013年12月ユネスコの世界遺産会議で「世界無形文化遺産」に選定されました。 オストダンケルクには、新鮮な魚介類やそれを使ったグルメを求めて一年を通してたくさんの観光客が訪れますが、灰色の小エビ(crevettes grises )と呼ばれるのエビの産地として特に知られています。 伝統的なエビ漁が見られるのは6月中旬から9月中旬にかけて。 大きな引き綱をつけた馬たちがダイナミックに海に入って行く様子は、夏の風物詩として人気があります。 木製の鞍にまたがり伝統漁に携わる漁師たちは、地元の強壮な男性。 獲ったばかりの小エビを茹でて振舞ってくれます。 茹でるとピンク色になる小エビは体長4cmほどと小さいながらも、旨みが凝縮されていて独特の深い味わいがあります。 

(c) Toerisme Oostduinkerke, Westtoer

(c) Toerisme Oostduinkerke, Westtoer

オストダンケルクでは、毎年6月の最終週末にエビをテーマにしたユニークな「エビ祭り」が行われています。 エビやムール貝に仮装した子供たちの行列やエビの山車、そして最後には、エビ漁に欠かせない馬が登場し、町をパレードします。 海岸では馬に網を引かせて小エビを取る伝統漁法が披露されます。 もちろんとれたてのエビを使った料理も味わえます。

■ 2014年のエビ祭り
 開催日: 6月28日(土)、29日(日)

■エビ漁見学
6月中旬から9月中旬に開催されます。スケジュールは現地観光局のウェブページ(英語)をご覧ください。

■オストダンケルクへのアクセス
 ブルージュから鉄道でOostende(オステンド)へ。(所要時間 約15分)
 オステンドからクストトラム(海岸沿いを走るトラム)でオストダンケルクへ。(所要時間 約55分)

フランダースの北海沿岸地方ではトロール船を使ってのエビ漁(近代的な漁)も行われています。 こちらは毎年3月から11月頃までと比較的長く、ベルギーでは新鮮な小エビの料理を1年の大部分の期間で味わうことができます。 小エビのコロッケ、小エビのスープ、トマトに詰めた小エビのカクテルサラダなど・・・。 ベルギーの家庭料理のメニューにもなっている伝統料理を、ぜひ現地のレストランでも味わってみてください。 

(c) Michael Dehaspe

(c) Michael Dehaspe

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