Markt毎月1回最新の観光ニュースや日本でのイベント、メディア情報などをお知らせ

2015年は画家ゴッホの没後125年 ゆかりの地を旅しよう

ゴッホ没後125周年記念ロゴオランダを代表する画家フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)は2015年7月29日に没後125年を迎えます。 これを記念して、ゴッホの生涯とその作品を紹介する記念イベントが開催されます。 ゴッホは死後125年になろうとする現在まで、後世の芸術家たちに影響を与えて続けています。 そのことから記念イベントのテーマは「125年のインスピレーション(125 years of inspiration)」。 故郷オランダでぜひ訪れたい画家の軌跡を辿るスポットをご紹介します。

オランダ ゴッホ美術館 アーモンドの花

アムステルダムのゴッホ美術館

2014年11月28日より、アムステルダムにあるゴッホ美術館のコレクションの展示が大幅にリニューアルされます。生まれ変わったミュージアムを探訪しよう!

美術館の展示エリアへ足を踏み入れた瞬間、すぐにゴッホの世界感に包まれていることを感じるでしょう。 そこには代表作としての油絵、そして素描や書簡が並んでいます。 ゴッホの考えた芸術アイデアや発見を共に体験しましょう。 世界の強烈さをゴッホは繊細な感性で吸収し、心痛、困難、愛、希望といった人生に立ち表れる大きなテーマを、芸術を通して表現しようとしました。 画家として常に向上を目指したゴッホの足跡をなぞるように展示が進んでいきます。 ゴッホと一緒に歩きながら画家の人生を学びましょう。 ゴッホについてもう十分知っているという熱烈なファンですら、ゴッホの最大のコレクションを有するゴッホ美術館で、新しい発見と驚きを得ることでしょう。 来年のゴッホ没後125年には、エドヴァルド・ムンクとゴッホの共通点を取り上げたユニークな特別展を企画。 9月25日からノルウェーのムンク美術館協力のもと開催されます。

ゴッホ美術館
※オンラインチケット販売あり(英語)
開館 毎日朝9時〜17時(毎週金曜日は夜10時まで)

Vincent van Gogh, Self-portrait, Paris, 1887, Kroller-Muller Museum

Vincent van Gogh, Self-portrait, Paris, 1887, Kröller-Müller Museum


クレラー・ミュラー美術館

アムステルダムのゴッホ美術館と共に、ゴッホ2大コレクションの双璧をなす「クレラー・ミュラー美術館」も外せません。美術館は、国立公園という緑豊かな森の中に鎮座しています。春から秋にかけては、園内の無料の自転車を借りて自然の中に配されたアートを楽しんだり、季節の移ろいを感じることができます。
来年はゴッホ没後125年。これを記念して、2015年4月25日から9月27日まで特別企画展「ゴッホとその仲間たち」(Van Gogh & Co)が開催されます。19世紀末当時の伝統的な5つの絵画のジャンル(静物画、風景画、自然を描いたもの、都市の風景、肖像画)に絞り、ゴッホの油絵及び素描作品が50点以上まとめて展示されます。制作時期も初期のオランダ時代から、色がカラフルに花開いたフランス時代まで幅広く、また同時代の画家作品と並べられます。たとえばゴッホの風景画とセザンヌの風景画を比べるなど、同じジャンルの絵画をゴッホがどのように独創的に描いたかがわかる興味深いものとなります。

クレラー・ミュラー美術館
(日本語ページあり)
開館 月曜日と1月1日を除く毎日朝10時〜17時

ゴッホの作品を堪能したら、ゴッホの故郷を訪れてみよう!

フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)のルーツは、生まれ育ち、初期の代表作「馬鈴薯を食べる人々」を描いたオランダ南部のブラバント州にあります。 後のゴッホの人生において、基盤となる農村、田舎、シンプルな生活といったものへの愛を育んだ土地がここにあります。

革新を求める画家
ゴッホはたった10年の画家人生で800点の油絵と1000点の素描を残し、また驚くべきスピードで絵画の手法を発展させ、才能を開花させていきました。 初期にはハーグ派の影響から灰色がかった絵の具を使っていましたが、オランダ南部時代に、すでに色への興味と実験を始めていたことが本人の書簡から明らかにされています。

ゴッホが描いた教会(ヌエネン)

ゴッホが描いた教会(ヌエネン)

若き日のゴッホ
ゴッホの人生を彩ったスポットがブラバント州に点在しています。 誕生の地ズンデルトとヌエネンにある縁の地を歩き、画家が子供のころ目にした建物や目に映った風景を眺めてみませんか? ゴッホが画家として出発したブラバントを歩くことで、よりゴッホを身近に感じられるでしょう。

ズンデルトの「フィンセント・ファン・ゴッホの家」
ゴッホの生まれた村にある芸術センター。ここはクラシックなタイプの美術館ではなく、芸術愛好家や旅行者が実際にアートに触れながら楽しめる生きた場所となっています。

ヌエネンの「フィンセンター」と「ファン・ゴッホ村」
オーディオビジュアルによってゴッホが生き、絵を描いた当時のヌエネンの村の様子が再現されています。ヌエネン時代にゴッホは「馬鈴薯を食べる人々」など、全作品の約4分の1(500点弱)を制作しています。

デン・ボスの「ノールドブラバント・ミュージアム」
アムステルダムから列車で1時間のデン・ボスにある美術館では、ゴッホの故郷ブラバントに唯一残っている油絵が展示されています。

markt-map

ページトップへ