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ブリュッセルに新しいデザインミュージアム ADAM 誕生

ブリュッセルの新しいミュージアム
2015年12月、ベルギーの首都ブリュッセルにデザインミュージアム「アダム ADAM – Art & Design Atomium Museum」が誕生しました。アダム(ADAM)はアトミウムの拡張施設として計画されました。1958年のブリュッセル万国博覧会のために建設されたアトミウムは、鉄の結晶構造を1650億倍に拡大した高さ103mのモニュメントです。アトミウムは万博での役目を終えた後も、観光、文化、教育の発信地として活動し続けています。ブリュッセルのシンボルとなったアトミウムに、新しいミュージアムが加わることになりました。

世界有数のデザインコレクション
1950年代の終わりから2000年までに作られたプラスティックを材料とした様々な作品(日用品からアートまで)をPhilippe Decelle氏が長い年月をかけて個人収集しました。このコレクションは世界にも類をみない珍しいもので、このジャンルでは欧州最大のコレクションです。これら2000点の中からヴァーナー・パントン、ジョエ・コロンボ、ベルギー人エヴリン・アクセルといった作家の作品を含む、選りすぐりのものが常設展に展示されます。

Copyright : ADAM - Christophe Licoppe / Befocus

Copyright : ADAM – Christophe Licoppe / Befocus

Copyright : ADAM - Christophe Licoppe / Befocus

Copyright : ADAM – Christophe Licoppe / Befocus

1500m²の常設展スペースで、ポップアートの時代から、プラスティックの黄金時代と言われる60年代前半〜ポストモダンにかけての幅広い作品が見られます。さらに、ミュージアム内には企画展用のスペース1000㎡が設けられ、こちらでは20世紀から21世紀にかけてのアートとデザインの回顧展が行われる予定です。

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John Portman設計事務所による建物は低く周囲に溶け込んでいます。ベルギーを代表する20世紀デザインの専門家Thierry Belengerやデザイン理論・デザイン史研究家のAlexandra Midalと共にLhoas & Lhoas 建築事務所が展示内容にふさわしいインテリアを設計しました。内装はVitra社と提携しています。多彩なイメージを喚起させるエントランス(画像上)はフランス人のジャン・ヌーヴェルによるもの。「アダム ADAM」にはデザイングッズを扱うミュージアムショップやカフェもあります。プラスティック特有のビビッドな色彩と丸みを帯びたデザインの世界にどっぷり浸ることができます。

展示作品例

Cantilever, V. Panton, 1967

Cantilever, V. Panton, 1967

Prise électrique EH 58, P. Klasen, 1971

Prise électrique EH 58, P. Klasen, 1971

Rocking chair MT3 R. Arad, 2005

Rocking chair MT3 R. Arad, 2005

アダム ADAM – Art & Design Atomium Museum
公式HP 英語
開館 火曜日を除く毎日 午前10時〜午後6時
入場料 常設展のみ 6ユーロ
常設展と企画展のコンビチケット10ユーロ
常設展と企画展+アトミウム入場 17ユーロ
住所 Belgiëplein, Place de Belgique, 1020 Brussels
アクセス 地下鉄6番線 ヘイセル(Heysel)駅で下車。ホール5番を出て Heysel exhibition park の正面。アトミウムから100メートル。

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