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ハーグのおすすめ美術館

ハーグと言えばフェルメールやレンブラントの傑作を収蔵する「マウリッツハウス美術館」(現在改装工事のためハーグ市立美術館で展示中)を訪れる方が多いと思いますが、他にも絵画好きな方にぜひ立ち寄ってもらいたい美術館があります。

エッシャー・イン・ザ・パレス

オランダが生んだグラフィック・アーティスト、M.C.エッシャー (1898-1972)のミュージアムがハーグ中心にあります。格調ある建物は、かつて王室が所有していたランへ・フォールハウト宮殿(写真上)。それにちなみミュージアム名は「Escher in The Palace」と命名されました。

館内には「昼と夜」「滝」「空と水」など世界的に有名なエッシャーのだまし絵のほか、イタリアやスペインを旅行したときに描かれた風景画など初期の作品が展示されています。版木の展示にも興味深いものがあります。現代ならコンピューターで描くような凝った意匠を、エッシャーの時代は自らの手で木に彫りあげていたことに驚かされます。

開館:火曜〜日曜 11時〜17時
休館:月曜、1/1、4/30、12/25、12/26
住所:Lange Voorhout 74, 2514 EH The Hague
エッシャー・イン・ザ・パレス ウェブサイト(英語)


メスダフ・コレクション The Mesdag Collection

ヘンリ・ウィレム・メスダフという画家をご存じでしょうか。銀行家だった父親の後を継ぎ、ビジネスマンとして活躍していたメスダフは、若いころから兄弟と共にアートを勉強していました。やがて35歳のとき、妻が画家であったことなども影響し、ビジネスの世界から引退、画家へと転向しました。

メスダフは海にまつわる風景を数多く描き残し、その代表作は、北海のリゾート地として知られるスヘフェニンヘンを描いたパノラマ画です。パノラマ画は高さ14.5メートル、幅(1周)114.5メートルという巨大なもので、それを収めるための美術館「パノラマ・メスダフ」が建設されました。「パノラマ・メスダフ」は絵画の中心に立って360度眺められるようになっているので、まるで1880年当時、静かな漁村だった頃のスヘフェニンヘンを眺めているかのように感じられます。

パノラマ・メスダフのウェブサイト(英語)

「パノラマ・メスダフ」の近くには「メスタグ・コレクション」として知られるミュージアムがあります。裕福なビジネスマンであったメスダフが収集した主にオランダとフランスの19世紀のアートを飾るため、存命時からミュージアムとして使われた自邸が一般公開されています。ミュージアムは1903年に国に寄贈され、現在はアムステルダムのゴッホ美術館の一部となっています。風景画を得意としたメスダフや静物を描いた妻は、バルビゾン派の作品に傾倒していました。そのため、バルビゾン派の作品コレクションが充実しています。

開館:水曜〜日曜 12時〜17時
休館:月曜、火曜、1/1、4/30、12/25、12/26
住所:Laan van Meerdervoort 7-F
メスダフ・ミュージアム ウェブサイト(英語)

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