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世界遺産プランタン・モレトゥス博物館 一時休館とリニューアル・オープンのお知らせ

プランタン・モレトゥス 印刷博物館 アントワープ フランダース
プランタン・モレトゥス印刷博物館(Museum Plantin-Moretus/Prentenkabinet)はルネッサンスおよびバロック時代にさかのぼる世界最古の産業印刷工房。当時パリ、ベニスと並び世界の印刷術の先端を行く都市であったアントワープで創業されました。博物館の名前は創業者のクリストフ・プランタン(1520-1589)およびプランタンの後継者モレトゥスに由来します。

(c)www.tomaskubes.cz

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16世紀以降のヨーロッパでもっとも名声を馳せた印刷所の遺産として、現在も書物および写本3万、木版画1万5千、銅版画3千、インキュナブラ150、その他絵画やデッサンなど、世界最大のコレクションを誇る印刷博物館として知られています。当時の印刷所は、印刷だけでなく、出版所としての機能も持っていたため、非常に文化的な場所でもありました。建物の装飾やアート、室内の調度品などから伺うことができます。世界一古い印刷機や親交のあったルーベンスの絵画など一見の価値があるものが並び、邸宅部分からは富豪の暮らしぶりを知ることができます。

(c)Antwerpen Toerisme en Congres

(c)Antwerpen Toerisme en Congres

1867年まで印刷業に使用されていた建物は、その建築的価値と当時のヨーロッパ最大の印刷出版工房の生活と仕事の完全なる例証であることが評価され、2005年に世界文化遺産に登録認定されました。また同博物館所蔵の古文書は、2001年にユネスコの「世界の記憶」として認定を受けています。

2016年春、プランタン=モレトゥス印刷博物館は改修工事に入ります

2016年4月4日からは、印刷機の部屋、ルーベンスの絵の部屋、書店、中庭などがある1階部分のみが見学可能となります。2016年7月4日~9月29日までは全館閉館となり、その後2016年秋、新しく生まれ変わります。

改修後のプランタン=モレトゥス印刷博物館は、プランタン=モレトゥス一家が暮らし、仕事をした場所を、より豊かに体感できる映像や音声を使ったインタラクティブな展示になります。木材、皮、インクの香り、中庭の静寂さ、床のきしむ音、たゆまず動き続けた世界最古の出版用印刷機といったものを五感で感じることことができます。皮の装丁本の金箔文字、タペストリー、羊皮紙を実際に触ったり、読書室で古い本を手に取ることもできるようになります。美しい印刷技術の歴史に触れてみてください。

プランタン・モレトゥス印刷博物館
公式HP www.museumplantinmoretus.be(英語)

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