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マウリッツハウス美術館 2017年企画展

マウリッツハウス美術館は、オランダ黄金時代の珠玉の名画を所蔵する美術館です。それほど大きな美術館ではありませんが、世界的に有名なコレクションをハーグの中心部で展示しています。フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」、レンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」、ファブリティウスの「五色ひわ」、ポッテルの「雄牛」といった作品を17世紀の建築である落ち着いた美術館内に常設展示。オランダとフランドルの巨匠の作品200点超が、絹の壁、輝くシャンデリア、不朽の天井画などがある私邸の雰囲気を持ったクラシックな美術館館内に飾られています。

オランダ黄金時代の17世紀、オランダの文化はかつてないほど繁栄しました。チューリップ、青いデルフト陶器、名画の数々が、主に豪商たちのために生みだされ、そして今ではそれがオランダを象徴するものになっています。マウリッツハウス美術館ではキューケンホフ公園、ロイヤル・デルフトと協力して、オランダ黄金時代の素晴らしさをご紹介しています。

Clara Peeters, Still Life with Cheeses, Almonds and Pretzels, c. 1615

Clara Peeters,
Still Life with Cheeses, Almonds and Pretzels,
c. 1615

2017年マウリッツハウス美術館の企画展

スロー・フード:黄金時代の静物画
Slow Food: Still Lifes of the Golden Age
2017年3月9日~6月25日

16世紀末、北ネーデルランドと南ネーデルランドでは、テーブルに置かれた食べ物を題材にした静物画が描かれるようになりました。様々な食べ物や貴重な品にあふれたこれらの絵画は、当時のネーデルランドが得ていた富を象徴するものでした。様々な画家によって詳細に描かれたこれらの静物画は、今見ても素晴らしい作品と言えます。

2017年春に開催されるこの企画展は、こういったテーマに初めて着目するもので、マウリッツハウス美術館が数年前に取得したフランドル画家クララ・ペーテルスの静物画やハーレムの画家フロリス・ファン・ダイクの作品などが展示されます。彼らの作品は、その後ハーレムで活躍したこのジャンルを代表する画家ピーテル・クラースやウィレム・ヘダにつながっていくものです。

Hans Memling, Bernardo Bembo, Statesman and Ambassador of Venice, c. 1471-1474. Royal Museum of Fine Arts, Antwerp, Belgium

Hans Memling, Bernardo Bembo, Statesman and Ambassador of Venice, c. 1471-1474. Royal Museum of Fine Arts, Antwerp, Belgium

隣人:1400~1700年の肖像画
Neighbours: Portraits from Flanders 1400-1700
2017年9月7日~2018年1月14日

南オランダ(現在のベルギー)では1400~1700年、肖像画の最盛期を迎えていました。この約300年間、貴族や裕福な市民は、当時の一流フランドル画家に自分自身を描いてもらい、永遠のものとしてもらっていました。これらの肖像画は、顔の特徴と性格を絵画に反映させる優れた方法により、非常に印象的な作品となっています。

2017年秋、マウリッツハウス美術館では、アントワープ王立美術館(KMSKA)の選りすぐりのフランドルの肖像画が展示され、その物語が伝えられます。ロヒール・ファン・デル・ウェイデン、ハンス・メムリンク、ピーテル・プルビュス、ピーテル・パウル・ルーベンス、アンソニー・ヴァン・ダイクの主要な作品を展示。彼らの肖像画の展示は初めてのことです。マウリッツハウス美術館のコレクション、アムステルダム国立美術館のヤーコブ・ヨルダーンスの肖像画も併せて展示されます。

驚くべきことに、肖像画に描かれた人はほぼ全員を特定できています。フランドル肖像画を特別にしているものは何かというだけでなく、肖像を描いてもらった人々は誰か、どのように見られることを望んでいたかがわかる展覧会となっています。 この展覧会はマウリッツハウスだけで見学できるもので、改装工事のために2019年まで閉鎖されているアントワープ王立美術館とのコラボレーションによるものです。

マウリッツハウス美術館
www.mauritshuis.nl

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