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フランダースで出会った美味しいモノ ローカルフードがおしゃれ

観光局のスタッフや関係者がお届けする ≪旅のレポート vol.7≫ 今月は、ELLE a Tableの取材に同行したスタッフが、フランダースで体験した美味しいモノ特集「前編 ローカルフードがおしゃれ」をお届けします。


雑誌エル・ア・ターブル ELLE a Table 11月号では、美食レストランを中心にフランダースのグルメを紹介していただきました。レストランでの取材の合間に、街を歩き、景色を眺め、土地の空気を感じていただきましたが、そんな中でも「食」のジャーナリストの興味はローカルフードへ・・・。ベルギーには食べ歩きやお土産にちょうどいいスイーツがたくさんあります。ということで観光はそこそこにして、あちこちで食べ歩きました。その中から気軽に立ち寄れるスポットをいくつか紹介します。どこへ行っても美味しいものにぶつかる気がする、楽しいベルギー旅です。

水の都ブルージュで、定番スイーツが新しいスーツを着て

ブルージュ フード ショップ フランダース

ブルージュの焼き菓子屋さん「ジュリエット Juliette 」は街の中心マルクト広場から道1本、徒歩2分。ツアーで訪れる人もフリータイムがちょっとあれば、気軽に立ち寄れるロケーションです。ベルギーやオランダには共通の郷土菓子「スペキュロース」というクッキーがありますが、ジュリエットではシナモンやクローブといった定番以外の、いろいろなスパイスが入ったアレンジ・バージョンを作っています。コリアンダー、オレンジピール、バニラなどフレーバーがいろいろ選べるので、いろいろと食べ比べてみたくなります。パンに塗るスプレッドもスペキュロース味です。スペキュロースは伝統的に12月6日の聖ニコラス(シンタクラース)の日の頃に作られていましたが、いまでは一年中手に入るようになりました。それほどローカルにとって大人気の味です。スパイスの香りがあるので、甘いモノが苦手な人もイケるかも。

ブルージュ フード ショップ フランダース

ブルージュの街中には、こんな ↓ ショップもありました。なんとベルギー・ワッフルが細長くなって、串に刺されています。手を汚れるのを気にせず、歩きながらでも食べやすい形です。丸い粒でデコレートされていたりと可愛らしい。串モノまで甘いのがベルギー風?

ブルージュ ワッフル フランダース

おしゃれな街アントワープのデリとチョコレートめぐり

「ファン・ブラデル Van Blandel 」は80年以上、アントワープの中心にあって人々の食生活を彩ってきたお魚屋さん。料理に合わせて下ごしらえしてくれる他、新鮮な魚を使ったデリが人気です。

アントワープ フード ショップ フランダース

新しいオーナーに代わってからは、魚のみにとどまらず、口の肥えたアントワープの人たちの胃袋を満たすべく、鶏肉も扱うようになりました。ベルギー料理に「ヴォロヴァン」という鶏肉のクリーム煮込みをさっくりしたパイケースに詰めたものがありますが、これがまた美味しい。旅の後半になって、ご飯を食べ過ぎてしまったなと思ったら、このようなデリで惣菜を買って、店の正面の通りを1分ほど歩いたところにある「ゴーセンスGoosens」で美味しいパンを買って、持ち帰ったホテルの部屋で軽く食事をすませるのもいいかもしれません。ファン・ブラデルには魚料理に合うワインもあります。

アントワープ フード ショップ フランダース

アントワープでチョコレートといえば、人気ショコラティエ、ドミニク・ペルソーネの「チョコレート・ライン Chocolate Line」、カフェを併設したエレガントな「デル・レイ Del Rey」、世界遺産プランタン・モレトゥスの斜向かいにあるプラリネが絶品の「ギュンター・ワッテ Gunther Watte」など名店が揃っているので、チョコレートショップめぐりだけで、何時間も必要なくらいです。さて、ぶらぶら散策しているとこんな可愛いお店を見つけました。

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カカオの香りを大事にしたシンプルな土台に、甘酸っぱいドライフルーツやナッツが散りばめられたチョコレートバーが可愛い。チョコレートバーなら、プラリネほど温度や湿度に気を使う必要がなく、暖かい時期も気軽にお土産として持ち帰れます。丸いチョコレートの詰め合わせや、アントワープの町の名前から生まれた、名物「手の形」をしたチョコレートやクッキーも。

アントワープ チョコレート フランダース

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ブリュッセルの名門チョコレートが屋台を!レトロ可愛いサンドイッチに隠された情熱

ブリュッセルには日本でもお馴染みの高級チョコレート「ピエール・マルコリー二」があります。建物全体を、季節に合わせたテーマで華やかに飾り付ける本店は、一度は行ってみたいところ。夏期限定ですが、ピエール・マルコリー二店舗前など市内いくつかのスポットで、可愛いアイスクリームスタンドを見かけました。実はこれは、ピエール・マルコリー二自慢のチョコレートを使ったアイスクリーム・バーに、ラズベリーやピスタチオなどの味のついた濃厚なチョコレートをその場でコーティングしてくれる、スペシャルなアイスクリームの屋台です。

ブリュッセル マルコリーニ チョコレート フランダース

表にかけるフレーバーチョコソースは、アイスバーをつけるときはトロトロに溶けているのですが、超低温に保たれた箱の中で一気に冷やしてくれるため、手渡されるときは固くコーティングされています。簡単に溶けないので、しっかりと濃厚なチョコレートを味わえます。ブリュッセルは坂のある町なので、街歩きに意外と体力を使います。ぜひ甘くて美味しいアイスクリームスタンドで、疲れた体を癒してください。

ブリュッセル マルコリーニ チョコレート フランダース

最後にご紹介するのは、ベルギーならではのパンが食べられるサンドイッチ屋「ピストレ・オリジナル Pistolet Original 」。ベルギーの食卓に登場する、表面がカリッとしていて中はふんわりとした丸パンは、その昔、ピストレと呼ばれた硬貨1枚で1個と交換できたことからmこの名前になったと言われています。

ブリュッセル ピストレ フランダース
普通はこれにバターやチーズ、ジャム、チョコレートなどを挟んで食べる庶民食なのですが、ここピストレ・オリジナルでは、ベルギーのローカルフードであることを理由に選ばれた、とっておきの美味しい20種類以上のフィリングを揃えています。Dierendonckのミート、Julien Hazardのチーズ、Laurent Garbaudのチョコスプレッドといったように、ブリュッセルを中心に各地の有名ショップから最高級のものを取り寄せています。ベルギーではなぜか「アメリカン」とよばれるスパイスで味付けした牛肉のタルタル、北海の小エビ、アルデンヌ地方のハムやソーセージ、ゲントのマスタードなど、いかにもローカルなフィリングを入れるもよし、好きなものを選ぶのもよし、迷ったらイケメンのお兄さんにおすすめを聞いてみてもいいでしょう。これを入れるなら、こっちを追加したら美味しいと思うよ、といった感じで親切に教えてくれます。

ブリュッセル ピストレ フランダース
フィリングメニューには、ミシュランの3星を27年も持ち続けたブリュッセル出身のシェフ、ピエール・ウィナンスや、同じく3つ星のシェフとして知られる西フランダース出身のフレディ・ファンデカッセリーといったグルメ界の大御所の協力も得ているとのこと。ただのおしゃれなサンドイッチ屋さんと思うなかれ、素材の調達から、ローカルフードへのこだわり、レシピの徹底と、細部まで情熱が行き届いたスペシャルなサンドイッチ屋さんなのです。

ブリュッセル ピストレ フランダース

店内はとても入りやすいです。食卓のような長テーブルとスツールといったカジュアルな店内の雰囲気や、壁面に並べられたロリポップ風キャンディーやジャムなどが表しているように、ローカル(ベルギー人)にとって子供のころの日曜日の食卓を思い出す、レトロ感覚でいっぱい。1号店は、グラン・サブロン広場の端、王立美術館やブリュッセル中央駅から600mくらいの立地の良さ。郊外の街へ出掛けるときの電車で食べるテイクアウト・ランチにしたり、観光の後、ブリュッセル公園でサンドイッチ・ピクニックをするのもいいかもしれません。週末も休まず営業しています。

ブリュッセル ピストレ フランダース

 

≪オランダ&フランダース 旅日記≫
● vol.1 ミッフィーを訪ねる旅
● vol.2 蒸留酒ジュネバとファッションの町ハッセルト
● vol.3 リピーターにおすすめ★秋の女子旅
● vol.4 オランダの北に知られざる美しい村を訪ねて
● vol.5 聖ウルスラ修道院の温室と建物群
● vol.6 オランダの田舎に泊まろう!

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