観光テーマオランダ、ベルギー・フランダース地方のみどころをテーマごとに紹介

フランダースの鐘楼とカリヨンの音

メッヘレン ベルギー 鐘楼 カリヨンべルギーとフランスの鐘楼群(両国合わせて56の鐘楼)がユネスコの世界文化遺産として登録されています。鐘楼とは宗教的な施設において鐘をつるし、時を告げる施設のことを指します。ベルギーの都市は交易の要衝として栄え、13世紀〜15世紀には自治権を獲得する都市も増えてきました。初め教会に付属していた鐘楼も、市民が自由を獲得すると共に、広場に独立して建てられるようになりました。フランダース地方で鐘楼とその中に入っている鐘を組み合わせて奏でられるカリヨンの音は、伝統楽器として親しまれてきました。 14世紀頃に初期のものが作られ、15世紀から16世紀にかけて鐘の数が増え、全盛期を迎えたと言われています。

2014年カリヨンはユネスコが指定する世界無形遺産に登録されました。 ベルギーでは、カリヨン文化の歴史を守り、継続し、そして、今なお生き続きける遺産として、今後も発展させていく取り組みがなされています。 古いカリヨンの修復保全、伝統文化の継承だけでなく、新しいカリヨン音楽の作曲、若い演奏者の育成など、未来のカリヨン文化の発展に向けた活動も行われています。 なかでも古都メッヘレンの国立カリヨン学校が果たしている役割は高く評価されています。

ユネスコのサイト http://www.unesco.org/culture/ich/index.php?lg=en&pg=00011&Art18=01017

メッヘレンの鐘楼

メッヘレン ベルギー 鐘楼 カリヨンカリヨンの町として知られるメッヘレンではいまも15分ごとにカリヨンの響きが町に流れ、市民に時を告げています。97mの高さを誇る鐘楼には世界最大規模の49個の鐘を組み合わせ2組のカリヨンが設置されています。最古のものは1480年の鋳造です。カリヨンの演奏を教える王立カリヨン学校(Koninklijk Beiaardschool)は世界にも珍しいカリヨン奏者育成のための学校。子どもから老人までが演奏を習っています。内部見学はガイドツアーで。

アクセス:ブリュッセル中央駅からメッヘレン駅まで鉄道で約20分

ブルージュの鐘楼

(c)Toerisme Brugge, Jan Darthet

(c)Toerisme Brugge, Jan Darthet

ブルージュの中心、マルクト広場にある鐘楼(ベルフォルト)は83メートルの高さを誇る街のシンボルです。上部に設置されたカリヨンから街中に軽やかな音が鳴り響きます。13世紀〜15世紀にかけて建てられたブルージュの鐘楼には、大小合わせて47個の鐘がつけられています。鐘は鍵盤とワイヤーで結ばれ、一つ下の階に演奏室があります。鍵盤をこぶしで叩くようにして、力強く演奏するカリヨンの音は町中を朗々と明るい音で満たします。ブルージュでは決められた時間にカリヨン奏者によるコンサートが開かれます。世界遺産の鐘楼から流れるカリヨンの美しい音色をぜひブルージュで聴いてみてください。鐘楼(ベルフォルト)はまた展望室にもなっています。300段以上の階段を登ると、ブルージュの街並や晴れた日には北海、フランダース地方の森を一望できるでしょう。

カリヨン・コンサート(通年)
水曜日・土曜日・日曜日
午前11時〜12時
※夏季(6月下旬から9月上旬)は週2回ほどイヴニング・コンサートも開かれます。

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