都市ガイドオランダ、ベルギー・フランダース地方の主要都市の紹介

ハーグ

国王一家が住まうロイヤル・シティ
ハーグは、国会議事堂、政府関連機関、大使館などが集まるオランダの政治の中心です。オランダ語で通称Den Haag、正式名称’s-Gravenhageと書きます。’s-Gravenhageとはオランダ語で「伯爵家の生垣」ですが、元々この辺りで貴族による政治談議が行われていたことに由来しています。
市内には「ハウステンボス」(オランダ語で「森の中の家」)と呼ばれるオランダ王家の居城があり、この町に住む国王一家にちなんでロイヤルシティと呼ばれます。緑あふれる街並はエレガントで落ち着いた佇まい。
アムステルダム・スキポール空港駅から直通列車で約30分、アムステルダム中央駅からは約50分です。

ハーグ オランダ王室 国王 200年 国会開会 オランダ

ランドマーク

平和宮 Vredespaleis
国連の司法機関である「国際司法裁判所」が入っている宮殿です。内部の装飾品や塔の時計は世界各国から寄贈されたもの。日本からは西陣織の壁掛けが贈られています。ガイドツアーで見学できます。

ハーグ 平和宮 外観 オランダ

ビネンホフ Binnenhof
オランダの国会議事堂。13世紀建造の「騎士の館」(画像右側の建物)を中心に、数世紀にわたりオランダの政治の中心地を担ってきた場所です。こちらもガイドツアーで見学できます。

ハーグ 国会議事堂 ビネンホフ 騎士の館 オランダ

※ガイドツアーの詳細・予約 Prodemos(英語)

ミュージアム

マウリッツハウス美術館 Mauritshuis Museum
フェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」を収蔵することで知られる、元貴族の館を利用した美しい美術館。その佇まいは、オランダ黄金期の珠玉の絵画を展示する小さな宝石箱に例えられます。17世紀にマウリッツ公の邸宅として建てられた建物の雰囲気が残り、まるで貴族のプライベート・コレクションを目にしているのような、親密さと豊かさを兼ね備えた魅力があります。
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マウリッツハウス ミュージアム ハーグ オランダ

ハーグ市立美術館 Gemeentemuseum Den Haag
オランダ屈指のモダンアートのコレクションで知られるの美術館です。ゴッホ、モネ、ピカソなど19世紀から20世紀の作品のほか、デ・スタイル派の巨匠モンドリアンのコレクション(遺作「ヴィクトリーブギウギ」等)が観られます。ファッションや工芸品のコレクションも充実しています。2017年はデ・スタイル100周年を記念したモンドリアンの大企画展が開催されました。

ハーグ 市立美物館 外観 オランダ

エッシャー美術館 Escher in het Paleis(日本語HPあり)
だまし絵で知られるグラフィックアーティスト、M.C.エッシャーの版画、スケッチ、絵画などの膨大なコレクションを展示する美術館です。18世紀に建てられた華麗なランゲ・フォールハウト宮殿のなかに、作品展示と共に世界観を味わえる仕掛けがあります。2018年はM.C.エッシャー生誕120年です。特別記念展「エッシャーの旅」が画家の故郷オランダ北部のレーワルデンで開催されます。合わせて訪れたいのが、最高のコレクションを展示するこのエッシャー美術館です。

ハーグ エッシャー 美術館 絵画 オランダ
パノラマ・メスダフ Panorama Mesdag
360度、見る人をぐるりと囲む形に描かれた巨大なパノラマ絵画には、静かな漁村だった頃のスヘフェニンゲン海岸の様子が描かれています。絵画の下には砂が敷かれ、魚籠や網が転がっていて、浜辺の様子が立体的にも再現されています。この絵画のために捧げられたミュージアムで、不思議な体験ができます。

ハーグ パノラマ メスタグ 絵画 内観 オランダ

ショッピング

デ・パッサージュ De Passage
19世紀に登場したオランダ最古のショッピングアーケード。白く輝く通りに、カジュアルなファッションブランド店などが並びます。

アンティークと本の市 Antiek en Boekenmarkt
5月中旬から9月の木曜日と日曜日はランゲ・フォールハウト広場(Lange Voorhout)で、10月から5月中旬の木曜日にはプレイン広場(Plein)て開催されます。

ハーグ近郊の海岸リゾート

スヘフェニンゲン

夏になると大勢のオランダ人や隣国のドイツ人が押し寄せる人気のビーチリゾート。宮殿風の外観が美しい「クールハウスホテル」がビーチの真ん中に堂々と鎮座しています。ハーグ市内からはトラム(路面電車)で10分程。北海に沈む美しい夕日を見に出かけてみましょう。ビーチにはゆったりとしたソファなどが並べられたビーチカフェやレストランがずらりと並び、美味しい北海産の魚介が楽しめます。スヘフェニンゲンという地名は、なかなか外国人には発音しづらく日本語では「スケベニンゲン」と呼ばれることも。

ニシンの水揚げされる港があり、6月中旬にニシンの初物をお祝いする「旗の日」というフェスティバルが開催されます。マールチェスと呼ばれる脂ののった若いニシンの時期は、ぜひレトランで注文してみましょう。

ハーグおよび近郊の主なイベント

● ヤン・ステーンの歴史画展 Jan Steen’s Histories
2018年2月15日~5月13日/マウリッツハイス美術館

オランダ黄金期を代表する画家ヤン・ステーンのあまり知られていない側面を紹介する企画展。ヤン・ステーンは、楽しげで、またオランダの諺に「ヤン・ステーンが描く家庭のような」とあるような混沌とした日常生活を描いた、いわゆる風俗画家として知られています。一方で、聖書の物語、古典神話、歴史を題材とした絵も多く描きました。本展では、約20点のヤン・ステーンの物語絵を展示し、文学の知識が豊かで物語の喜劇要素に注目した画家の、絵画芸術に対する多才と野心を紐解きます。

● 国王の日 King’s Day
2018年4月27日/ハーグ含む、オランダ全土
ウィレム=アレクサンダー国王の誕生日に、オランダ中が王家の色オレンジに染まり、国を挙げてパーティ気分で盛り上がります。オランダ国民は誰でも路上でフリーマーケットや音楽などのパフォーマンスをしていい日となり、大都市を中心に盛り上がります。国王のお膝元のハーグでは、前夜祭から盛り上がります。

● 国際砂の彫刻展 World Championship Sculpturing
2018年6月4日~12日、ランゲ・フォールハウト広場
3年に一度開催される、国際砂の彫刻展がオランダで初めて開催されます。2018年は、スヘフェニンゲンが保養地となって200年を迎える特別な年。これを記念して開催されます。

● 国際花火大会 International Fireworks Festival Scheveningen
2018年8月10日、スヘフェニンゲンの海岸
北海を望む広大な砂浜で開催される人気の花火大会。去りゆく夏を惜しんで、大きな花火が打ち上げられます。世界各地から名花火師が参加。

● オープンモニュメントデー Open Monumenten Dag
2018年9月8日~9日
オランダ全土で通常非公開のモニュメントが公開される特別な週末。

● オランダ国会開会宣言の日/国王の馬車パレード Princes Day
2018年9月18日
毎年9月の第3火曜日にオランダの国会が始まります。このときの開会宣言を国王が行うため、ノ-ルドアインデ執務宮から、国会のある騎士の館までを特別な馬車で移動。パレードの様子は誰でも沿道で見学することができます。

● ロイヤルクリスマスフェア Royal Christmas Fair
2018年12月中旬~クリスマス前まで
ハーグの中心にあるランゲ・フォールハウト広場(Lange Voorhout)で、クリスマスマーケットが開催されます。

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