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デザインシティ アイントホーフェンを体感する秋のイベント

デザインの町アイントホーフェン EINDHOVEN

アイントホーフェン 建築 オランダ

かつて静かな町だったオランダ南部のアイントホーフェンは、いまデザインシティとして知られています。

実業家フィリップス一族がここで事業を起こし、世界で初めて電球を量産。その後、カセットテープとCDで大きな成功を収め、フィリップス社(Philips)は世界的な大企業となりました。

フィリップス社の本社はアムステルダムに移転していますが、いまでもゆかりの建物が多く残り、オランダ初のデザイン・アカデミーが誕生したアイントホーフェンは、デザインの町、そしてブレインポート、思考する町として知られています。

アイントホーフェン フィリップス ミュージアム

モダン/コンテンポラリーアートやデザインに興味のある方は、ぜひアイントホーフェンへ出かけてみましょう。今秋のおすすめのイベントを2つ紹介します。

アイントホーフェン Silly Walks ストリート アート オランダ

ダッチ・デザイン・ウィーク DDW 2017
日程:2017年10月21日~29日

アイントホーフェン ダッチデザインウィーク ロゴ オランダ

「ダッチ・デザイン・ウィーク Dutch Design Week」は、毎年秋に開催されるオランダ、そして北ヨーロッパ最大のデザインイベントです。工業デザイン、コンセプトデザイン、グラフィックデザイン、テキスタイル&ファッション、空間デザイン、フードデザイン、デザインマネージメントなど幅広いトレンドがアイントホーフェンに結集します。

町全体がイベント会場となる (c) Cleo Goossens

町全体がイベント会場となる (c) Cleo Goossens

市内100か所以上の会場に、2500名を超えるデザイナーが参加し、約30万人が来場します。オランダらしく革新性を求め、未来を見据えたコンセプトを伴う作品、実験的なデザインやクロスオーバーをテーマとした出品が多く、才能あるデザイナーたちが最新の知識を分かち合います。

メイン会場のひとつ Kazerne (c) Ralph Roelse

メイン会場のひとつ Kazerne (c) Ralph Roelse

町の中心にあるフィリップス社の電球工場として使われていた「ウィッテ・ダ―メ(Witte Dame 白い貴婦人)」で観られるアイントホーフェン・デザイン・アカデミーの学生による卒業展も楽しみのひとつ。将来のスター・デザイナーの卵がつくる作品に出会えます。

アカデミーから巣立ったデザイナーのひとり、マールテン・バースの作品 (c) Nick Bookelaar

アカデミーから巣立ったデザイナーのひとり、マールテン・バースの作品 (c) Nick Bookelaar

毎回、著名デザイナーをイベント・アンバサダーに招聘しています。17回目を迎える2017年はオランダの建築デザイン雑誌Dezeenの創設者Marcus Fairs、いまをときめく建築集団MVRDVの創設者Winy Maas、デザイン事務所アトリエNLのLonny van RyswyckとNadine Sterkがアンバサダーをつとめます。

ファンアッベミュージアムでの展示、幅広いデザインが観られる (c) Tommy Köhlbrugge

ファンアッベミュージアムでの展示、幅広いデザインが観られる (c) Tommy Köhlbrugge

ダッチ・デザイン・ウィーク Dutch Design Week
開催期間 2017年10月21日〜29日
開催地 アイントホーフェン Eindhoven
アクセス アムステルダムから直通列車で約80分
イベント公式サイト(英語)www.ddw.nl

光の祭典 グロウ GLOW
日程:2017年11月11日~18日

アイントホーフェン グロウ GLOW イベント オランダ

電球で知られるフィリップス社の故郷ならではのイベントです。アイントホーフェンで日の短くなる晩秋に開催されるのは、光をつかったインスタレーションが楽しめる「グロウ GLOW」です。40名のアーティストが町の各所を光のオブジェで彩ります。毎年70万人以上が訪れる人気のイベントです。

アイントホーフェン グロウ GLOW イベント オランダ

光の祭典 グロウ GLOW
日程:2017年11月11日~18日
イベント公式HP(英語)www.gloweindhoven.nl

革新的なデザインでその地位を築いたフィリップス社が、オランダ初のデザイン・アカデミー Eindhoven Design Academyを設立したのは驚くことではありません。古くからあるデザイン・スクールを元に設立されたデザイン・アカデミーは、有名なデザイナーを数多く輩出しています。

1990年の卒業生で、卒業制作で世界的名声を得たのは、ピート・ハイン・エーク(Piet Hein Eek)。廃材のみで作った家具を発表。古い材料を美しくデザイン性豊かにリサイクルするというアイデアは、当時のデザイン界に新しい風を吹き込み、以来そのアイデアは繰り返し使われています。

ピート・ハイン・エークは、アイントホーフェンの倉庫を改装し、自身のアトリエや製作所と共に、ショップ・レストランをオープンしました。デザイナーの家具を使ったレストランはお料理もおしゃれで美味しくおすすめ。圧倒的な空間でダッチデザインを感じてみてください。

アイントホーフェン レストラン ピート・ハイン・エーク Restaurant Piet Hein Eek デザイン オランダ

アイントホーフェンには他にも、教会を改装したモダン&コンテンポラリー・アートとデザインを展示するのファンアッベ・ミュージアムやデザインショップなど、イベントと合わせて訪れたいデザインや建築好きにおすすめのスポットがたくさんあります。

元教会とは思えない斬新な建築のファンアッベ・ミュージアム

元教会とは思えない斬新な建築のファンアッベ・ミュージアム

このUFOのような建築は「エフォルオン」。1966年、フレデリック・フィリップスがフィリップス社の75周年を記念して建造し、公共施設として利用できるよう寄贈しました。ユニークな建築のアイデアもフィリップス氏のものだそう。以前は科学博物館として使われていましたが、現在は1,500名を収容するスタイリッシュなカンファレンスセンターとなっています。

アイントホーフェン Evoluon Eindhoven 建築 オランダ UFO フィリップス

アイントホーフェンは、別名「ブレインポート Brain Port」とも呼ばれています。オランダにおける技術やイノベーション育成の場として知られ、数々の一流の技術企業や研究機関が、アイントホーフェンを拠点としています。

欧州発のシンギュラリティ大学やVR研究室があるStripS

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ボーリングのピンが弾けた時が止まったようなオブジェ

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