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アントワープ「ロコックスの家」で王立美術館作品展

the golden cabinet「ロコックスの家」は17世紀前半に活躍したアントワープの市長であったニコラス・ロコックスが、1603年から1640年にかけて住んだ邸宅で、現在ミュージアムとして公開されています。ルーベンスの友人だったロコックスは、画家たちの庇護者でありアートコレクターでもありました。邸宅には、ルーベンス、ファン・ダイク、ヨルダーンス、テニエ、ブリューゲル、マサイスなどの絵画作品のほか、17世紀当時の調度や彫像、磁器の豊かなコレクションが収められています。

1715年に邸宅を買い取った持ち主により外観はルネッサンス・スタイルとなり現在にいたります。その後1949年に非営利団体Artiestenfondsが邸宅を買い取り、美術館に生まれ変わり、さらに1970年にKBCが買い取りニコラス・ロコックス財団を設立。17世紀当時の邸宅の様子を再現・維持し、一般に公開する運びとなりました。

Peter Paul Rubens, Mary and the Child Jesus sleeping , KBC © Erwin Donvil

Peter Paul Rubens, Mary and the Child Jesus sleeping , KBC © Erwin Donvil

黄金のキャビネット展 THE GOLDEN CABINET

現在「ロコックスの家」では、改修工事のため休館中のアントワープ王立美術館のコレクションから、メムリンク、ヤン・ファン・エイク、ルーベンス、アンソニー・ヴァン・ダイクらフランダースを代表する巨匠の絵画作品を中心に主要な作品が集められ「黄金のキャビネット」展として公開されています。黄金のキャビネットとは、アートの隆盛を誇ったニコラス・ロコックスの時代を黄金時代になぞらえたものです。

17世紀、人々に尊敬されるアントワープの名士として暮らしたロコックスの豊かな生活を偲ぶことのできる邸宅に、フランドル派の珠玉の作品が展示されるまたとない機会です。アントワープへお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

ロコックスの家 Museum Rockoxhuis
「黄金のキャビネット展」開催中(2014年以降も引き続き展示の予定)
ウェブサイト(英語)http://www.rockoxhuis.be/en
住所 Keizerstraat 10-12, 2000 Antwerpen
開館 火曜〜日曜 午前10時〜午後5時(1月1日〜2日、キリスト昇天祭、12月25日〜26日は休館)
入館料 6ユーロ

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