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アムステルダム国立美術館 来春の企画展「ハイ・ソサエティー」

アムステルダム国立美術館はオランダ最大の美術館です。
80の展示室に、800年の歴史と芸術を紹介する、8000点もの貴重な所蔵品が展示されています。

中世から現代までの幅広いコレクションのなかで、最も有名なのが「ギャラリー・オブ・オナー」にある17世紀の絵画の逸品コレクションです。門外不出の「夜警」をはじめレンブラントの傑作、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」「手紙を読む青衣の女」「恋文」「小路」(作品は貸し出されていることがあります)、ヤン・ステーンやフランス・ハルスといったオランダの黄金時代の作品が展示室に並びます。

ほかにも仏像などアジア美術、ドールハウス、アンティーク陶器、武具など幅広いコレクションがあり、普段から贅沢なコレクションを楽しめる美術館ですが、来年の春、特別企画展「ハイ・ソサエティー」が開催され、ヨーロッパの名だたる美術館から集まった肖像画を合わせて鑑賞することができます。

ハイ・ソサエティー展  ≪会期≫ 2018年3月8日〜6月3日

かつてヨーロッパ諸国に君臨した君主、貴族、富裕な市民たちは、一族の権勢を誇り、繁栄を記録に残すため、豪華な衣装で盛装した肖像画を当時の流行画家に描いてもらい、屋敷に飾る習慣がありました。こうした上流階級(ハイ・ソサエティー)の人々を描いた肖像画を一堂に集めたのが「ハイ・ソサエティー展」です。

レンブラントはもちろん、ドイツのクラーナハ、スペインのベラスケス、フランスのモネといった欧州の巨匠たちが描いた肖像画35点が展示されます。なかには実物以上の巨大な作品もあります。パリのルーブル美術館とオルセー美術館、マドリードのプラド美術館、ロンドンのテート・ギャラリー、フィレンツェのウフィッツィ美術館から作品が貸し出される予定です。

注目は、レンブラント作「マールテン・ソールマンス」と「オープェン・コーピット」の2枚の肖像画です。若い二人の結婚を記念して描かれた対となる絵画で、2015年11月、オランダ政府とフランス政府が共同で購入したことでも話題になった作品です。修復後、初めての一般公開となります。

左 レンブラント・ファン・ライン「マールテン・ソールマンスの肖像画」 (1634)アムステルダム国立美術館
右 レンブラント・ファン・ライン「オープェン・コーピットの肖像画」(1634)パリ・ルーブル美術館

国立美術館 Rijksmuseum
開館:毎日午前9時~午後5時
公式HP 一般情報抜粋(日本語)
公式HP(英語)

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