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ルーベンス記念年イベント続報 ガースベーク城での展覧会

(c) Antwerpen Rubenshuis collectiebeleid

2018年のベルギーは、バロックの都アントワープ記念年。その中心となるのは、絵画の巨匠ピーテル・パウル・ルーベンスです。

今秋から来年1月にかけて、ウィーン、パリ、ルクセンブルグでルーベンス展が開催されています。日本では、来年の秋、東京・上野の国立西洋美術館で「ルーベンス展-バロックの誕生」をご覧いただけます。このように、いま改めて、その優れた芸術と現代アートにいたる影響までが見直されている画家がルーベンスです。

ルーベンスが活躍し、ほとんどの作品を描いたベルギー。その見どころは、アントワープに集中していますが、ブリュッセル郊外の古城ガースベーク(Gaasbeek)でも関連の企画展が開催されることになりました。

ピーテル・パウル・ルーベンスと2番目の妻ヘレナ(Helena Fourment)の結婚契約書と最後の遺言書が、ガースベーク城の騎士の間にて2018年夏、特別公開されます。ルーベンスが人生の終わりを前にしてどのようなことを思ったのか、画家のプライベートライフに触れる貴重な機会となります。

ガースベーク城は、パヨッテンランドという風光明媚な土地にある中世の古城です。ベルギーとオランダの歴史に大きな役割を果たした伯爵エグモントを始め、多くの貴族によって所有された由緒あるお城。19世紀に女性オーナー、ヴィスコンティがロマンス様式に改築し、現在のスタイルを作りました。ヴィスコンティはガースベーク城を、1921年ベルギー政府に寄贈。現在はフランダース地域政府のもと庭園を一般公開し、素晴らしいロケーションを活かした企画展を開催しています。

ブリューゲルも愛したフランダースの原風景

ベルギーの巨匠としてルーベンスと並び称されるのが、農民の生活を生き生きと描き、16世紀のフランドル派を代表するピーター・ブリューゲル(父)。日本でも「バベルの塔展」や「ベルギー奇想の系譜展」が今年開催され、ブリューゲルが描く世界観は多くの人の興味をかきたてました。

画家が描いた田園風景の原形がガースベーク城のある「パヨッテンランド」と呼ばれるエリアにあります。作品に描かれた建物や風景をつないだ「ブリューゲル街道」をめぐることができます。ぜひガースベーク城と一緒に訪れてください。

ガースベーク城 公式HP(英語)
展覧会名 The marriage contract and last will and testament of Rubens
日程 2018年7月1日~8月31日

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