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チューリップの国で春の花を楽しむ旅

1月20日、アムステルダムのダム広場では「ナショナル・チューリップ・デー」を開催。栽培業者が数万本のチューリップを訪れた人に無料で配りました。オランダのチューリプシーズンの幕開けです。

ダム広場で1月に開催されるナショナル・チューリップ・デー

オランダの春はクロッカスから始まり、ラッパ水仙、ヒアシンス、チューリップと咲き進んでいきます。年間17億本といわれるオランダのチューリップ、畑での見ごろはおよそ4月中旬から5月上旬です。アムステルダムから北へ、チューリップをめぐる旅に出てみましょう。

700万株以上の球根花が楽しめる、オランダの春のハイライトとなるのがキューケンホフ公園です。専門家がデザインし手で植え付けられた花々が、彩り豊かに花開くのは3月22日から5月13日(2018年日程)の約2か月のみ。園内ではフラワーアレンジメントを楽しめる温室やストリートオルガンの演奏などのイベントが盛りだくさん。開園中はアムステルダム・スキポール空港(Schiphol)とライデン駅(Leiden)から直通バスが出ます。まず抑えておきたい花のスポットです。

 

半年かけて準備し、春の約2か月だけ開園するキューケンホフ公園

チューリップだけでなく香りの良いヒアシンスなど他の春の花も楽しめる

2018年のテーマ「花のなかのロマンス」関連イベントも楽しみ

4月第3土曜日に開催される「春の花パレード」はキューケンホフ公園の前を通過

アムステルダムの北に広がる干拓地ベームスターは、ユネスコの世界遺産に登録されているオランダの原風景ともいえる場所。ここにも球根栽培地があり、春になると一面に花のカーペットが広がります。次にご紹介するアルクマールという町から近いので、ここを花めぐりの拠点としましょう。アルクマールからベームスターまで159番のバスで30分。余裕があればレンタサイクリングで、花畑を走るのも魅力です。ベームスターは酪農地としても有名で、ベームスター産のチーズといえば、美味しいオランダチーズの代名詞です。牧歌的な風景を楽しみましょう。

世界遺産でもある干拓地ベームスターの球根畑

春の花で彩られた牧草地と農家

今回ご紹介する「春の花旅」の拠点となる町がアルクマール。首都アムステルダムから電車で40分です。アルクマールは中世の頃から、近隣で作られるチーズが集まり取引される場所として栄えていました。いまでも伝統的なチーズマーケットが金曜日の午前中に開催されます。広場で開催されるマーケットの見学は無料です。

4月から9月初旬、毎週金曜日に開かれるチーズマーケット

 

アルクマール近郊に広がる花畑と風車

 

市内を流れる運河めぐりクルーズにも気軽に参加できる

次に、アルクマールから電車で30分ほどにあるホールンへ。オランダの海洋貿易時代に東インド会社の拠点として栄えた港町です。ここからアイセル湖畔のメーデンブリックという街まで、レトロ感覚たっぷりのミニSLが走っています。春には花畑の中を走る風景が観られます。のんびりとした旅情を感じるミニSLは見るだけでなく、乗ってみるのも楽しいもの。運行日が決まっているので、ウェブ(英語)で確認しておきましょう。

港町ホールンを出発、球根畑の中を走るミニSL

アルクマールの北には、世界最大といわれる球根栽培地ザイプ(Zijp)があります。151番のバスで40分ほど。もし時間があったら足を延ばしてみましょう。春の球根花の見ごろは4月中旬から5月上旬です(天候により前後する場合があります)。一面の花畑の中をサイクリングしたり、ウォーキングしたり、スケッチしたり、最盛期には様々なイベントが行われていますが、ただ色彩の絨毯のような花畑を歩くだけでも楽しめるでしょう。

ひとつの地域として世界最大といわれる球根畑が広がるザイプ

アルクマールから電車で25分。半島の北端に近い村アンナパウローナは、「フラワーデイズ(花の日)」と呼ばれる可愛い村祭りを開催しています。4月28日から5月2日まで(2018年)、街のいたるところに花で描かれたモザイク画が飾られます。工夫を凝らして作られた愛らしい花の絵を眺めながら、小さな村を散策してみましょう。

 

北の村アンナ・パウローナで開催される花のモザイク画「フラワーデイズ」

たっぷりとオランダの春の花旅を楽しんで、アムステルダムに戻ったら、チューリップのお土産はいかが?アムステルダムのチューリップミュージアム(Tulip Museum)には、花関連のグッズが集められています。

またオランダではチューリップをはじめ生花が安く売られているので、スキポール空港で花束を買って、家で待っている人にお土産とするのもいいかもしれません。球根や生花を持ち込む場合は、到着した空港の税関で植物検疫を受ける必要があります。

チューリップグッズでいっぱいのミュージアム

生花の花束も安いので空港で買っていくのも良い

春の花旅のおすすめスポット、いががでしたか?チューリップと一口に言っても、美しい庭園を満喫したり、栽培されている場所を訪れたり、イベントを観覧したり、いろいろな楽しみ方があります。ぜひ春のオランダを楽しんでください。

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