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アールヌーヴォーの巨匠 オルタのデザインを楽しむ

ヴィクトール・オルタ(Victor Horta)はベルギーのゲントに生まれ、19世紀のブリュッセルで活躍した建築家です。アールヌーヴォー様式を建築へ取り込んだことで知られ、アールヌーヴォーの立役者といわれます。ヴィクトール・オルタが設計した自邸を含む、4つの都市住宅(タッセル邸、ソルヴェー邸、ヴァン・エドヴェルド邸、オルタ邸)はユネスコ世界文化遺産に登録されています。

ソルヴェー邸 (c) Visit Brussels / Jean-Paul Remy 2017

ヴィクトール・オルタの世界を体験できるイベント「Horta Inside Out」がブリュッセルで開催されます。下記の無料ガイドツアー以外にも特別展などを通じて、オルタのデザインの素晴らしさを体感できます。

オルタ・インサイドアウト
Horta Inside out

ブリュッセル市が提供する無料ガイドツアー。
2018年内、毎週水曜日開催。午後2時スタート。
ガイドと一緒に、オルタ邸ミュージアムやソルヴェー邸などをめぐります。
言語:英語、フランス語、オランダ語(英語は隔週になります)
事前予約はメールにて:info@itineraires.be

アールヌーヴォー&アールデコ・フェスティバル
Brussels Art Nouveau and Art Deco Festival

2018年3月10日~3月25日
個人所有などで通常は公開されていない建物を中心に、ブリュッセルのアールヌーヴォーとアールデコ建築をガイドと一緒にめぐる特別な2週間。
より深くオルタとアールヌーヴォーの世界に浸りたい方におすすめです。
毎年3月に開催しています。
料金は45~75ユーロ。要予約。
日によって訪れる場所が変わります。
同時期にコンサートやセミナー、アートコレクター向けのフェアなども開催されます。

フェスティバル公式HP(英語)www.banad.brussels
特別公開で訪れることのできる場所、料金、オンライン予約などツアーの詳細(ブリュッセル市、英語)
https://visit.brussels/en/article/banad-guided-tours-for-indivuals

ブリュッセルで訪れたい10のアールヌーヴォー建築
※上記「アールヌーヴォー&アールデコ・フェスティバル」の有料ガイドツアーで、通常非公開(要予約)の場所を訪れるツアーがあります。

オートリック邸 (c) Visit Brussels / Jean-Paul Remy 2017

1. オルタ邸ミュージアム The Horta Museum
建築家の自邸とアトリエがミュージアムになっています。建築家がこだわる自邸ならではともいえる、アールヌーヴォーの純粋な形が見つかります。
開館:火曜日~日曜日、午後2時~午後5時30分(入館は午後5時まで)

2. タッセル邸 The Tassel House
2000年にユネスコ世界遺産に登録。アールヌーヴォー建築の最初のもので、オルタの傑作のひとつ。
通常非公開ですが、事前予約で都合が合う場合には、オーナーが訪問を受け入れています。

3. オートリック邸 The Autrique House
オルタによる1893年建造の邸宅。アールヌーヴォーの特徴がよくわかります。
開館:水曜日~日曜日、正午~午後6時(入館は午後5時30分まで)

4. コーシー邸 The Cauchie House
1905年建造。邸宅の最初の所有者で、アールヌーヴォーの建築家であり装飾デザイナーだったPaul Cauchieにちなんで名づけられました。建物の正面に彼が描いた美しい絵が観られます。
開館:月の最初の週末のみ公開。午前10時~午後1時、午後2時~午後5時30分(入館は午後4時30分まで)

5. 楽器博物館 The Musical Instrument Museum (MIM)
百貨店オールドイングランドのために建てられた大きなアールヌーヴォー建築。現在は世界の楽器コレクション8000点のうち1200点が展示されるミュージアムとして公開されています。
開館:火曜日~金曜日、午前9時30分~午後5時。土日祝、午前10時~午後5時。

6. マックス・アレ邸 The Max Hallet House
ルイーズ通りにある豪華な邸宅。オルタにより1903年法律家マックス・アレの自邸兼事務所として建てられました。
通常非公開ですが、事前予約で都合が合う場合には、オーナーが訪問を受け入れています。

7. ソルヴェー邸 The Solvay House
ルイーズ通りにあり、2003年にユネスコ世界遺産に登録されたオルタの代表作のひとつ。19世紀のブルジョワ階級の暮らしを感じられます。
通常非公開ですが、事前予約で都合が合う場合には、オーナーが訪問を受け入れています。

8. ヴァン・エトヴェルド邸 Van Eetvelde House
2000年にユネスコ世界遺産となったヴァン・エトヴェルド邸は、オルタによると自作のなかでも最も愛すべき建築とのこと。政治家ヴァン・エトヴェルドは革新的なアイデアや建築を好んだ人物です。オルタに自由を与え、仕事をさせました。
通常非公開ですが、事前予約で都合が合う場合には、オーナーが訪問を受け入れています。

9. チェンバレン邸 The Ciamberlani House
画家Albert Ciamberlaniの邸宅として1897年建造。アールヌーヴォー建築家Paul Hankarの最高傑作。
通常非公開ですが、事前予約で都合が合う場合には、オーナーが訪問を受け入れています。

10. ベルギー漫画センター The Belgian Comic Strip Center
オルタが繊維協会に依頼されて設計した建物。いまはベルギーが誇る漫画文化が楽しめるミュージアムとして公開されています。
開館:毎日、午前10時~午後6時

Chapelle Horta (c) Visit Brussels / Jean-Paul Remy 2017

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