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メッヘレンの栄光を伝えるミュージアム ブスレイデン邸

いまのベルギーとオランダのほとんどのエリアは、14世紀後半、ブルゴーニュ公国領ネーデルラントと呼ばれていました。ベルギーの古都メッヘレンは、15世紀後半にハプスブルク家が継承したブルゴーニュ公国領ネーデルラントの首都として、オーストリア・ハプルブルグ家のマルガレーテが統治をおこなっていました。以降、100年ほどの間、政治と文化の中心として栄華を極めます。

メッヘレンのグロート橋 (c)Visit Mechelen

メッヘレンの繁栄をいまに伝えるのが、ブスレイデン邸博物館(Hof van Busleyden)。数年にわたる改修工事が終わり、今夏ついにリニューアルオープンします。全館オープンに先駆け、企画展「正義への呼びかけ」が6月24日まで開催されています。2018年7月1日から、リニューアルした博物館の全館一般公開が始まります。

メッヘレン繁栄の面影を伝えるブスレイデン邸

ブスレイデン邸は、16世紀初頭に建てられた貴族の邸宅です。トマス・モアやエラスムスなども訪れ、当時の知識階級社会の中心でした。ブスレイデン邸博物館で、ブルゴーニュ時代や初期ハプスブルグ時代の文化が体験できます。市が所蔵するブルゴーニュ時代の絵画、彫刻、家具といったアート作品を展示するほか、アントワープ王立美術館、ブリュッセルの王立歴史文化博物館、王立図書館、ゲント市博物館などベルギーが誇るミュージアムが所蔵する芸術品が展示されます。

ブルゴーニュ時代の人々の暮らしについての展示にも、興味深いものがあります。当時の人々はどのように祝い、客を迎え、音楽を奏で、芸術を楽しみ、議論をたたかわせ、学び、祈っていたのか。ギルドの職人、人文主義者、思想家、王といった人々を取り上げ、その暮らしぶりについて学ぶことができます。

企画展「正義への呼びかけ」 Call For Justice
開催中~2018年6月24日
ブスレイデン邸博物館リニューアルを記念した企画展が、「正義への呼びかけ:ブルゴーニュ公国時代のネーデルラントの芸術と法」です。メッヘレンの最盛期、15世紀後半から17世紀前半の芸術、法、大評議会における正義と不正義の相互作用がテーマとなっています。画家ピーテル・ブリューゲル(一世)、ルーベンス、アンソニー・ヴァン・ダイクなどの作品が、プラド美術館、ベルリン絵画館、オックスフォードのアシュモレアン博物館などから貸し出されます。

ブスレイデン邸博物館
企画展「正義への呼びかけ」2018年3月23日~6月24日
館内見学 2018年7月1日~
公式HP(英語)www.hofvanbusleyden.be

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