Markt毎月1回最新の観光ニュースや日本でのイベント、メディア情報などをお知らせ

家族旅行にもおすすめ オランダ 7つのスポット

オランダならではの異文化を体験しましょう。オランダの夏は天候が安定し、湿度も低くさわやかな季節です。この時期にぴったりのアウトドア・スポットや、ファミリーにおすすめのスポットをご紹介します。

1. アンネの家(アムステルダム)

アムステルダムで最も行列ができると言われたきたミュージアムです。一人の少女、アンネ・フランクがナチス占領時代に家族と一緒に隠れ住み、あの有名な「アンネの日記」を綴った家が、ミュージアムとして公開されています。ユネスコ記憶遺産にもなっている「アンネの日記」原本が展示され、日記に描かれた当時の面影が残る建物を訪れることができます。世界中から観光客が訪れる超有名スポットのため、長い行列が名物でしたが、昨年から混雑を緩和するため、オンラインでチケットを販売しています。毎日、時間ごとに所定の枚数しか販売しないため、旅行の日程が決まったら早めに購入するのがおすすめです。

●アンネの家公式ウェブ 開館時間やオンラインチケット情報(英語)

アンネの家にある隠し扉(本棚)

2. アルクマールのチーズマーケット(アルクマール)

日程:4月から9月初旬まで毎週金曜日の午前中

酪農王国オランダでは、中世からの伝統を受け継いたチーズの取引がいまも行われています。アルクマールのチーズマーケットは規模が大きく有名ですが、エダムやゴーダといった町でも同様のマーケットがあります。アルクマールは金曜日、ゴーダは木曜日、エダムは水曜日と、開催日程がずれているので、旅程に合わせて選ぶことができます。

アルクマールはアムステルダムの北、電車で約40分のところにあり、あとでご紹介する風車村ザーンセ・スカンスと同じ方向なので、一緒にめぐることができます。町自体も美しく、オープンボートでの運河めぐりも楽しめます。チーズマーケットの開催日はたくさんの人が訪れ、青空市でたくさんのチーズを見かけます。試食を楽しみながら、おみやげを選ぶのもいいでしょう。広場には、威勢のいいチーズ運搬人が直径60cmにもなる丸いチーズを重ねていくつも運び、白衣を着た鑑定人がチーズの品質をチェックしています。生き生きとした伝統的なチーズ祭りでオランダ名産チーズを味わい尽くしましょう!

●参考記事 酪農の国オランダのチーズマーケット

日本では見られない珍しい種類のチーズも

丸いごろんとしたチーズはオランダの特産品

運河を利用してチーズがボートで運搬されることもある

元気いっぱいのチーズ運搬人

世界遺産ベームスターなど近隣から最高のチーズが入荷する

3. ザーンセスカンス(ザーンダム)

オランダを象徴する建物といえば、風車。最盛期には1万基あったといわれる風車は、いまも約950基ほどが残され、文化遺産として守り続けられています。17世紀から18世紀にかけてたくさんの風車が登場したザーン地方には、この土地ならではの伝統家屋と共に風車が保存された地区「ザーンセスカンス」があります。入園無料、風車の中の見学や運河沿いを散策できる園内には、木靴工房やチーズ工房などがあり、オランダのアイコン「風車」「木靴」「チーズ」がそろい踏みしています。アムステルダムから鉄道で約20分、駅(Koog Zaandijk)から徒歩15分とアクセスもよく、常にたくさんの人でにぎわっています。

●参照記事 オランダで風車を体験する
風車にまつわる技術 ユネスコの無形文化遺産に登録

アムステルダム郊外の風車村ザーンセスカンス

風車保存地区ザーンセスカンスで働く風車守

緑に塗られたザーン地方の家屋がつくるおとぎ話のような風景

4. ミッフィー・ミュージアムとディック・ブルーナのアトリエ (ユトレヒト)

日本でも多くの人に愛されている絵本「ミッフィー」シリーズ。かわいいうさこちゃんの生みの親がユトレヒト出身のディック・ブルーナさんです。ブルーナさんがずっと住み続けた町ユトレヒトには、ゆかりの場所がたくさん残されています。

まずは「ミッフィーミュージアム」。ミッフィーの絵本の世界に飛び込んだかのような、カラフルなアトラクションで、ファミリーがたくさん訪れています。

ユトレヒト ミッフィーミュージアム イメージ オランダ

次に訪れたいのが市の博物館、セントラール・ミュージアムに移設されたディック・ブルーナさんのアトリエです。作品を制作していた当時の様子がそのまま展示された、ミッフィーやブルーナさんのファン必見のスポットです。愛用の自転車が置かれていたり、日本のファンからの手紙を大切に取ってあったりするブルーナさんの優しい人柄を感じます。

そのほかにも、世界で唯一のミッフィーの信号機や、ブルーナさんの次男が制作したミッフィー像が飾られたナインチェ広場、ブルーナさんが毎日のように通ったカフェ・オーロフ、ブルーナさんが好きだった菓子屋で、ミッフィー絵柄のクッキーを作っているショップなど、関連スポットが点在しているので、時間の許す限り回ってみましょう。

 

5. シーボルトの遺産、日本と縁の町 ライデン

江戸後期に日本に滞在した学者シーボルトが、日本の文物や植物を持ち帰った先がライデン。シーボルトはライデンに住み、大学で教鞭をとりました。ミュージアム「シーボルト・ハウス」では、当時の庶民が生活で使用していたモノやニホンオオカミのはく製など、国内でもなかなか見られない貴重なコレクションを展示しています。大学付属の植物園には、シーボルトが持ち帰った植物がいまも育っているのを観ることができます。

オランダ唯一の日本学科があるなど、日本とゆかりの深いライデン大学は、オランダ最古の大学。またライデンは、オランダ独立の地として歴史的に重要な町です。大きな町ではありませんが、自然史博物館ナチュラリス、古代博物館、民俗学博物館、風車博物館・デ・ファルクなど、知のスポットがひしめき合っています。ゆったりと流れる運河も魅力的で、晴れた日は運河めぐりもおすすめです。

ライデンの主な博物館
ライデンの建築・ランドマーク

ライデンの歴史ある街並はアムステルダムにも引けを取らない

オープンボードでの運河めぐりも楽しい

 

シーボルト・ハウスや植物園のコレクションなどが楽しめる

 

1000万を超える標本をもつナチュラリスは展示方法にも定評がある

古代博物館(画像)や民俗学博物館など学べる場所が多い

6. ミニチュアの街マドローダム(ハーグ)

政治都市と呼ばれるハーグには、オランダの国会、各国の大使館、国王の居城ハウステンボスなどがあり、クリーンで緑が多く、気持ちよく過ごすことができます。国際司法裁判所として使われている平和宮、マウリッツハイス美術館、市立博物館、海岸リゾートのスヘフェニンゲンなど観光名所にも恵まれています。

そのなかでオランダらしさを感じるスポットとして、マドローダムはいかがでしょう。オープンエアの敷地に、オランダ中にある名所・名跡が25分の一に縮小され、再現されています。旅の最後に訪れて、これまで行ったことのある場所を見つけたり、時間がなくて回れなかった名所と一緒に、ガリバー気分で写真を撮ってみませんか。

●Madurodam(英語)

7.  レトロなミニSLの旅(ホールン~エンクハウゼン)

アムステルダムの北に大航海時代に貿易で栄えた街があります。その一つホールンHoornに、レトロなミニSLが走っています。のどかな田園を走るSLに乗って、アイセル湖畔の町メデンブリックMedemblikまで出かけてみましょう。メデンブリックからはアイセル湖を渡るフェリーにて、エンクハウゼンEnkhuizenへ。ここには、かつて湖がゾイデル海という名の海だった頃の漁村生活を再現したゾイデル海ミュージアムがあります。オープンエアの生きたミュージアムを楽しめます。エンクハウゼンからは、オランダ鉄道でホールンまで戻ります。乗り物を満喫する旅をどうぞ。

ミニSL時刻表(英語)
ゾイデル海ミュージアム(英語)

 

オランダの田園風景を走る本物のSL列車

駅舎もレトロでかわいい

まるで時間を巻き戻しうたような街並が残るゾイデル海ミュージアム

伝統衣装を着た人などがいて、漁村の雰囲気が味わえます

 

 

ページトップへ