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フランダース 7つの絶景

フランダース地方にはたくさんの美しい場所があります。そのなかで7つのベストスポットを紹介しましょう。穴場のスポットもあります。ここでなければ見られない風景を探して出かけてみましょう。

● スヘルデ川越しのアントワープ

世界有数の港町として知られるアントワープは、クールでエッジの効いた都会として知られています。そんな町をゆっくりと眺めることができるとっておきの場所が、旧市街の川向うにあるリンケルオーフェル地区(Linkeroever)。ここに出かけるため、町の繁栄を築いた要素のひとつスヘルデ川を渡ることから既にユニークな体験のはじまりです。「シント・アナ・トンネル」という歩行者と自転車のために造られた通路があります。木製のエスカレーターがいまも稼働するレトロなトンネルを、地元っ子といっしょに歩いた先に、美しいアントワープのパノラマが広がっています。聖母大聖堂の塔やヨーロッパ最初の高層建築として知られる通称「農家の塔」がアクセントを添えています。

参考記事:アントワープ近郊のサイクリング

● ズウィン自然公園

北海沿岸に豊かな自然があるフランダース地方は、渡り鳥の国際空港と呼ばれるほど。ズウィン自然公園はなかでも、素晴らしい自然が残され、独特の景観や、鳥やウサギなどの小動物が観られる場所として、夏を中心にたくさんの人が訪れます。砂丘や湿地、海水の入り込んだ複雑な生態系がコウノトリは始め、たくさんの鳥を育んでいます。夏の花の時期や、日没の時間は特に輝きを増します。

参考記事:北海沿岸のリゾート オステンドと自然保護区ズウィン

● ハルの森

ブリュッセル郊外にある森に、年に一度だけ出現する絶景を訪れてみませんか。552ヘクタールという広大な「ハルの森」(Hallerbos)には、4月中旬から5月上旬にかけての約3週間、青い小さなブルーベルの花が何万と咲きます。野生のヒヤシンスである、ブルーベルがこれだけ広範囲にみられる場所は世界広しといえど、なかなかりません。森の中に薄紫のカーペットを敷き詰めたような、幻想的な光景が立ち上がります。日暮れ時の森は柔らかな光が差し込み、さらにとっておきの瞬間となります。

ハルの森(英語)
ブルーベルの開花状況(英語)

参考記事:ベルギーのブリュッセル郊外にあるソワーニュの森

● フランダースの壁

1913年から行われている「ロンド・ファン・フラーンデレン(ツール・ド・フランダース)」は、ヨーロッパ最高峰のクラシックレースとして自転車ロードレースファンにおなじみの国際大会です。 1日で走破する約250kmのコースに必ず登場するのが「ミュール(Muur 壁の意)」と呼ばれる、ときに20%を超える急こう配の石畳。毎年転倒者が出るなど、ハードなフランダースの壁は世界トップレベルの選手たちにすら恐れられています。雨が降ると滑りやすい不揃いな石畳を走ることは、プロスポーツとしてもとても過酷ですが、一方でベルギーの自転車レースにはなくてはならないもの。よく知られている石畳の道にコッペンベルグ(Koppenberg)があります。一般道路なので、旅行者が実際に自転車で走ったり歩いてみることも可能です。コッペンベルグの坂道を登りきると、素晴らしい眺めが広がっています。フランダースのアルデンヌ地方とよばれる、風光明媚で緩やかな丘陵地帯に、小さな村が点在する素晴らしい景色が眼下に広がります。

参考記事:自転車ロードレースが盛んなベルギー

● ゲントの夜景

(c) Steven Hendrix ゲント・フェスティバル開催時の中心部の夜景

ブリュッセル、アントワープに次ぐベルギー第3の都市ゲントは、中世の輝かしい過去と、活気に満ちた現代が美しく調和しています。町はレイエ川とスヘルデ川が合流する地点に広がり、水辺の美しさも格別。旧市街の中心、コーレンマルクト近くのレイエ川の両岸は、西岸がコーレンレイ、東岸がグラスレイと呼ばれ、レイエ川と壮麗なギルドハウスが美しく競演します。また、市街を一望する絶好の場所はフランドル伯の城。見張り台から、町を彩る400を超える歴史的建造物を望むことができます。そして、もっとも楽しみなのが夜景。夕暮れ時から夜にかけて町の至る所がライトアップされ、幻想的な雰囲気になります。なかでもギルドハウスが静かな川面に映り込んだ姿を、正面のホテルや橋から眺めると、ロマンチックな気分が盛り上がります。

● 時を超えて世界遺産となった古都

まるで時が止まったかのように、中世の街並が見事に保存されたブルージュには、誰もが心ときめくでしょう。ブルージュの旧市街は歩いて回れる規模。そして、どこを歩いても絵になり、飽きることがありません。昼間にぎやかな町も、夜になると静けさが訪れます。ディナーや観光の後、ライトアップが始まった薄暮の街を歩くと、広場や建物が黄金色に輝いているのに出会います。おすすめのスポットは鐘楼の裏の運河Dijverが折れ曲がるところの対岸(画像・上)です。

● ブリュッセルのフォレストパーク

首都ブリュッセルにも、美術館が集まる芸術の丘や世界遺産グランプラスなど、絵になる場所がいっぱいありますが、あまり知られていないとっておきの場所が、フォレストパーク。中心部から少し離れた小高い丘の上という、ブリュッセルのパノラマを楽しむ絶好のロケーションにあります。サッカー場26個分の広さと約300種の樹木が育つ、ゆったりとした公園は、ブリュッセル市民の憩いの場として愛されています。豊かな緑を背景に旧市街を一望。ブリュッセル中央駅から5番の地下鉄(メトロ)でAumaleで下車、約10分とアクセスもよいのでぜひ立ち寄ってみてください。

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