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ブリュッセルの華麗な建築めぐり 王宮の公開とオルタ美術館50周年

今夏、ベルギー旅行を予定の方はブリュッセルで華麗な建築を訪ねてみませんか? アールヌーヴォー建築の巨匠ヴィクトール・オルタの自邸がミュージアムとなって50周年、また夏季限定でブリュッセルの王宮が一般公開されます。

オルタ美術館 50周年

アールヌーヴォー建築で知られるブリュッセルのオルタ美術館

(c)Musee Horta (c)Paul Louis

19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパに開花した「アールヌーヴォー」を初めて建築に取り入れたヴィクトル・オルタは、アールヌーヴォー建築の父と呼ばれます。ベルギーの首都ブリュッセルには、巨匠オルタによるアールヌーヴォー建築が数多く残されています。

花や植物などをモチーフにした曲線の組み合わせて、鉄やガラスなどの当時の新素材を利用した装飾は、新しい芸術として一世を風靡しました。オルタが手掛けた4つの邸宅がユネスコの世界文化遺産に登録されています。そのなかで最も訪れやすいのが、博物館として一般公開されている旧オルタ邸「オルタ美術館」です。

アールヌーヴォー建築で知られるブリュッセルのオルタ美術館

(c)Musee Horta (c)Paul Louis

自宅ということからオルタがとことんこだわり、その美意識が隅々にまで行き届いたオルタ邸は、アールヌーヴォー建築の傑作です。いまも当時の内装をそのまま留めています。モザイク天井、ステンドグラス、鉄を使った装飾、曲線美の家具、飾られた絵などが見事に調和しています。
オルタのプライベートコレクションや建物の設計図、蔵書などを収蔵し、研究の拠点にもなっています。

アールヌーヴォー建築で知られるブリュッセルのオルタ美術館

(c) Musee Horta (c) Paul Louis

オルタ邸が美術館となって今年で50年。これを記念して2019年6月30日までオルタの個人コレクションを公開中です。珍しい大理石や日本のアート、アールヌーヴォーの家具や刺繍のコレクションが展示され、初めて公開されるものもあります。「アールヌーヴォー建築発祥の地」ブリュッセルで、アールヌーヴォー建築の粋を味わってみませんか。

ベルギーブリュッセルの世界遺産オルタ美術館

Horta Museum(c)visit.brussels, Jean-Paul Remy

オルタ美術館 Horta Museum
開館:火曜日~金曜日 午後2時~午後5時30分/土曜日・日曜日 午前11時~午後5時30分(入場は午後5時まで)
住所:Rue Américaine 25, 1060 Brussels
交通:トラム81, 92, 97(停留所 Janson)
公式ウェブ(英語) www.hortamuseum.be

夏だけの公開 ブリュッセルの王宮

ベルギーの首都ブリュッセルの王立美術館の近くに、ベルギー国王の執務宮ならびに迎賓館として使われている「王宮 Royal Palace」があります。この王宮は、毎年夏季(7月下旬から9月上旬)に特別公開されます。絢爛豪華な内部を無料で見学できる貴重な機会です。

ブリュッセル 王宮 外観 フランダース

王宮があるクーデンベルグの丘は、かつて神聖ローマ帝国皇帝のカール5世が住んでいました。当時の宮殿は1731年の火事で焼失。その後、1780年代のオーストリア統治時代にネオゴシック様式の4つの建物が建てられ、その後も改築が進み、ベルギー国王レオポルド2世の時代に現在の姿になりました。

ブリュッセルの王宮

© visit.brussels Photo by Jean-Paul Remy 2017

ブリュッセルの王宮

© visit.brussels Photo by Jean-Paul Remy 2017

必見、鏡の間
シャンデリアや絵画、螺旋階段など華やかな装飾をまとう王宮には、玉座の間やギャラリーホールなど様々な部屋がありますが、その中にひときわ有名な「鏡の間」があります。ベルギーの現代アーティスト、ヤン・ファーブル(「ファーブル昆虫記」で知られるジャン・アンリ・ファーブルのひ孫)が作った緑のスカラベの羽で輝く、玉虫色の天井とシャンデリアは一見の価値があります。

ブリュッセルの王宮

© visit.brussels Photo by Jean-Paul Remy 2017

ブリュッセルの王宮 夏の開園
開園期間:2019年7月20日~8月25日 ※日程更新2019.7.1
入場無料
ベルギー王室のブリュッセルの王宮のページ(英語、内部の様子など)

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