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画家の故郷オランダ・ライデンで「若き日のレンブラント展」

「若き日のレンブラント展」
2019年11月2日~2020年2月9日

2019年は、画家レンブラントの没後350年ということで関連イベントが多数開催されています。レンブラントが生まれ育ったライデンでは、レンブラントの若い時代の作品にフォーカスした特別展が始まりました。後年の成熟した筆さばきとは違い、師匠の影響が表れていたり、スタイルを模索する途上のレンブラントの作品をまとめて観ることで、より深くレンブラントについて知る機会となります。

アムステルダム国立美術館所蔵「若き日の自画像」/ レンブラントは人物描写研究のため、生涯にわたり多くの自画像を描いた

40点の油彩、70点のエッチング、10点の素描が一堂に展示されています。ニューヨークのメトロポリタン・ミュージアム、オックスフォードのアシュモレアン博物館など海外のミュージアムから出展された作品には、レンブラントがこの世を去ってから初めて、故郷ライデンに帰還するものも多く、また国内の国立美術館、マウリッツハウス美術館からも主要な作品が貸し出され、見応えのある内容となっています。

MAN IN ORIENTAL COSTUME (‘THE NOBLE SLAV’), REMBRANDT VAN RIJN, 1632
Metropolitan Museum Collection, New York

本展では、1624年から1634年というレンブラントが画家として修業し、頭角を現した最初の10年を取り上げています。人間への深い洞察力で知られるレンブラントですが、この時期にすでにその才能を光らせ、技術が磨かれていく様子が伺われます。

レンブラント没後350年を記念する今冬、画家の故郷で若き日のレンブラントに触れてみませんか?

参考記事:画家レンブラントの故郷ライデン

ラーケンハル市立美術館 Photo by Karin Borghouts

会場となる「ラーケンハル市立美術館」は、16世紀から現在までのオランダの都市文化にテーマに、アート、工芸、歴史に関するものを展示するライデン市のミュージアムです。コレクションの見どころは、レンブラント・ファン・レイン、ルーカス・ファン・ライデン、ヤン・ステーンといったオランダ黄金時代の絵画作品です。この地方で盛んだった繊維産業に由来する1640年建造の歴史的な建物も、一見の価値があります。

ラーケンハル市立美術館のリニューアルオープンにオランダ国王が出席  / Photo by Monique Shaw

ラーケンハル市立美術館は、今年6月にリニューアルオープンしたばかり。「若き日のレンブラント展」は新設された企画展ホールでご覧いただけます。

「若き日のレンブラント展」
開催日時:2019年11月2日~2020年2月9日
月曜日を除く、毎日午前10時~午後5時
※12月25日、1月1日は休館
住所:Oude Singel 32 2312 RA Leiden
アクセス:オランダ鉄道のライデン駅から徒歩10分
アムステルダムからライデン駅までは鉄道(Intercity)で40分
鑑賞券(20ユーロ)は美術館の公式ウェブでのみ販売

レンブラントの後年の作品や、同時代の絵画をもっと観てみたいという方は、以下の展覧会も合わせて訪れてはいかがでしょう。

アムステルダム国立美術館のレンブラント「夜警」

アムステルダム国立美術館所蔵 レンブラント「夜警」

●国立美術館(アムステルダム)
レンブラント没後350周年記念「レンブラントとベラスケス展」が2020年1月19日まで開催中。
17世紀に活躍した、スペインの巨匠ベラスケスとオランダの巨匠レンブラントを比較展示します。
レンブラントの傑作「夜警」の修復も公開されています。
https://www.hollandflanders.jp/markt/15671/

●マウリッツハウス美術館(ハーグ)
レンブラント没後350周年記念、レンブラントの最も才能のある弟子といわれる「ニコラス・マース展」が2020年1月19日まで開催中。
https://www.hollandflanders.jp/markt/14424/

●プリンセンホフ博物館(デルフト)
レンブラントやフェルメールと同時代、17世紀にデルフトで活躍した風俗画家「ピーテル・デ・ホーホ 展」の回顧展です。2020年2月16日まで開催。
https://www.hollandflanders.jp/markt/15903/

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