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ザ・グレート・ウォー(第一次世界大戦) 100年を記念して

©Hans Kerrinckx

©Hans Kerrinckx

第一次世界大戦では、ベルギーのフランダース地方の家々、畑、野原が戦場となり、ヨーロッパ各国とその同盟国の戦士たちがここで戦いました。100万人の兵士が戦傷・死し、町や村は破壊され、数万の市民が故郷を追われました。
2014年はちょうど第一次世界大戦100年を迎える記念年です。100年が経過した今日も、最初の世界戦争の傷跡や戦地の風景は、私たちに語りかけ平和を希求します。いまでも毎日欠かさず、戦没者を慰霊するイベントが行われる激戦地イーペルのメニン門に代表されるように、フランダースには第一次世界大戦を戦った世界各地の人々とつながりのある数多のモニュメントが残されています。
当時の様子を伝え残し、悲惨な戦争を繰り返さないよう次世代への教訓とするために、関連地域にミュージアムが新設されるなど、2014年の開戦100年から2018年の終戦100年にかけての5年間に計画されている記念行事をご紹介します。

ザ・グレート・ウォー(第一次世界大戦)100年
記念行事のハイライト

※(    )内は地名
 

©www.milo-profi.com

©www.milo-profi.com イン・フランダース・フィールド・ミュージアム

イン・フランダース・フィールド・ミュージアム(イーペル)
http://www.inflandersfields.be/
戦いの翌年、戦場に赤いポピーが一面に咲いたことからポピーの花で哀悼するイーぺル。ポピーの花はまた、カナダ人の従軍医が1915年に書いた「イン・フランダース・フィールド」という詩で知られるようになりました。現在は、過去1世紀から今日まで戦争で亡くなった人の名誉と追悼の象徴となっています。大戦中、激戦地として悲しい歴史を味わった「フランダース・フィールド」のあるイーペルの地に2012年6月ミュージアムが誕生しました。

タルボット邸(ポぺリンゲ)
http://www.talbothouse.be/en

タルボット邸

タルボット邸

イーペルと並び激戦地となったポぺリンゲの富裕な醸造家カメリンクが戦時中、階級を問わず平等に兵士が休養できる場所として、自邸を提供しました。館内は本、ピアノ、家具等が寄贈され、当時の雰囲気を残しています。一般公開されているほか宿泊も可能。

パッシェンダーレ・メモリアル・ミュージアム1917(ゾンネベケ)
http://www.passchendaele.be/
2013年4月リニューアルオープン。イーペル近郊のこの地では1917年、英兵による侵攻で100日間に50万人が戦死しました。軍隊による大量殺戮への非難と戒めとして、当時の様子を記録展示しています。2015年8月24日から12月15日まで「帝国の子供たち展」を開催。

平和の橋(アントワープ)
http://www.antwerpen14-18.be
過去と現在と未来をつなぐ架け橋として1914年の軍用の船橋が再建され、「平和の橋」としてスヘルデ川の上によみがえりました。2014年10月オープンの後、アントワープの象徴でもあるスヘルデ川をこの橋を使い歩いて渡ることができるようになります。当時橋は1万人の市民が燃え盛る街をのがれるための避難経路としても利用されました。

©milo-profi photography

©milo-profi photography シンボルとなっているポピーの花


イセール・タワー(ダイクスムイデ)
2014年2月完成予定

ルーヴェン大学の図書館(ルーヴェン)
2014年一般公開

1914年の砦(アントワープ)
2014年3月29日〜4月27日一般公開(住所 KBC tower, Meirbrug)

ポぺリンゲとハーゼブルックを結ぶ記念鉄道の運行
2014年9月〜2015年9月

第一次世界大戦100年記念イベント(アントワープ)
http://www.antwerpen14-18.be
2014年秋。10月3日〜5日を皮切りに市内各地で開催

ファインアートセンターBOZARにて「アバンギャルドとザ・グレート・ウォー展」(ブリュッセル)
http://www.bozar.be/home.php?lng=en
2014年秋

メッヘレン・ミュージアムにて「戦争のアーティストたち展」(メッヘレン)
http://stedelijkemusea.mechelen.be/
2014年秋

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