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ブリュッセルのイヤー・オブ・フローラとフラワーペット

■ イヤー・オブ・フローラ Year of Flora

(c) Photo Gallery vzw

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ベルギーの首都ブリュッセルで「イヤー・オブ・フローラ Year of Flora」が始まります。

2014年は、ガーデナーやフローリストの守護聖人である「聖ドロシー組合」がブリュッセルに設立されてからちょうど350年にあたることから、ブリュッセルにおける花や緑と市民との関わりをお祝いするイベントが「イヤー・オブ・フローラ(Year of Flora)」の名のもと開催されます。

ラーケン宮に「ガラスの宮殿」と呼ばれるアルフォンス・バラ設計の素晴らしい温室を作り、世界各地の植物を精力的に集めたレオポルド二世に代表されるように、ブリュッセルに住む人たちの植物への情熱は実際熱いものがあります。1935年と1958年に開催されたブリュッセル万国博覧会といった国際的なイベントにおいても素晴らしい庭園が作られてきました。世界最古の園芸団体の1つ、ブリュッセルの「ロイヤル・リンネ植物ソサエティ」が中心となり、記念年の実行委員会「イヤー・オブ・フローラ」が設立されました。

(c) Photo Gallery zhw

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記念年は、4月10日にブリュッセル近郊で「ブリュッセル・フロラリア」として春の花を展示しているグロート・ベイハールデン城にて開幕し、2015年春まで続きます。公式の行事はギャルリー・サンチュベールでの写真展からはじまります。グランプラス近くに立地するこの美しいアーケードは、5月8日までショーウィンドーなどが花で飾られます。その後、5月から10月にかけて芸術の丘、ブリュッセル公園、エグモンド公園、プチ・サブロン、レオポルド公園、カンブルの森、ブリュッセル植物園、コロニアル公園といった市内および近郊の緑や花のスポット50ヶ所を、専門ガイドと一緒に歩く「フローラ・ウォーク」が開催されます。詳しい内容および日程はこちらのページ(英語)下部のカレンダーをご覧ください。

秋以降は再び屋内に会場を移し、10月中旬から2015年2月末まで歴史ある建物 Halles Saint-Gery にて「花の都ブリュッセル展」が開催される予定です。3世紀半という時間のなかで、社会の変容や発達と共に人々が生活に取り入れてきた「植物(フローラ)」の歴史を振り返ります。

■ フラワーカーペット Flower carpet

(c) GastonBatistini

(c) GastonBatistini

2014年のブリュッセルにおける花のイベントのハイライトは、2年に一度(偶数年に)開催される「フラワー・カーペット」です。グランプラスには100万もの色とりどりのベゴニアが敷き詰められ、広場は見事な花の絨毯に生まれ変わります。絨毯の大きさはなんと長さ75m、幅25m。地上からでも見えますが、期間中開放される市庁舎のバルコニーから眺めると、その全容がよく見渡せます。

イベント期間中、朝9時から夜11時まで市庁舎のバルコニーが開放されます(入場有料、5ユーロ)。夜は10時、10時半、11時と3回の音と光のショーが予定されています。ライトアップされた夜もまた美しいものです。

毎年変わる、花の絨毯の模様は開催数週間前まで秘密となっています。イベント初日に数時間のうちに仕上げられるというから驚きです。約120名のボランティアの手で、カーペットの模様に切り抜かれた土台と砂が運び込まれ、広場に設置されます。そこに予め入念に計画された通りに、素早くベゴニアの花が敷き詰められていくのです。花の命は短いものですが、適切な時期に花を用意することや素早い準備によってイベントは盛夏に4日続きます。

ベルギーの誇る絶景のひとつ、フラワーカーペットを見に行きませんか?

フランダースの伝統工芸にちなんで花のタペストリーともいわれるフラワーカーペット

フランダースの伝統工芸にちなんで
花のタペストリーともいわれるフラワーカーペット

開催日:2014年8月15日〜17日
(14日は招待客用の前夜祭)
開催時間:9時〜23時
イベント公式サイト(英語) http://www.flowercarpet.be/
※2014年4月調べ。最新情報は上記公式サイトまたは現地観光案内所などでご確認ください。

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