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ヨーロッパ美しい村30選 伝統工芸の村 ヒンデローペン

オランダ北部にあるフリースランド州に、ヒンデローペン(Hindeloopen)という小さな村があります。
アイセル湖(かつて北海へと続く海でした)に面した約700人が住むひっそりとした村は、17世紀に建てられた石造りの建物がそのまま残り、運河にかけられた木造の橋がまるで童話のように可愛らしい場所です。
JATA(日本旅行業協会)が選ぶ「ヨーロッパ美しい村30選」に選ばれたことで、いま注目が集まっています。

 

 

ヒンデローペン 風景 オランダ

オランダの伝統工芸の村

ヒンデローペンの成立は古く、1225年には市(City)に登録されています。中世にハンザ同盟都市として栄え、もっとも繁栄を極めた17~18世紀には、100艘もの商船が港を行き交ったと言われています。小さな村を歩くと、水辺の景色にかつての港町の面影が感じられます。

ヒンデローペン 風景 オランダ

当時からヒンデローペンには伝統工芸の絵付け「ヒンデローペン塗り」がありました。木製の家具や小物に色鮮やかな模様をハンドペイントしたもので、現在も村の数軒の工房でその技が受け継がれています。花・草・唐草といった自然をモチーフにした絵柄は、この小さな村の存在と同様、素朴で心を和ませてくれます。

ヒンデローペン ヒンデローペン塗り 家具 オランダ

工房見学やワークショップを体験したり、ヒンデローペン塗りの家具に囲まれた部屋に泊まれるホテル De Stadsboerderij に滞在することもできます。「ヒンデローペン博物館」では、ヒンデローペン塗りの家具のアンティークやこの地方に伝わる民族衣装などが見られます。

ヒンデローペン ヒンデローペン塗り 家具 ホテル オランダ

フリースランド州

ヒンデローペンがあるフリースランド州では、いまでもフリース語が話されるなど独自の文化をもつエリアです。冬に運河や河川が完全に凍ったときに開催される「11都市スケートマラソン」の開催地です。このフリースランドの11都市に、ヒンデローペンも含まれています。フリースランドの11都市には、ヒンデローペン塗りを始め、伝統的な漁師の祭り、民族衣装、スクッチェといわれる伝統船など、独自の文化が色濃く残っていて、見どころの多いエリアです。

スケート 冬 風景 オランダ

ヒンデローペン博物館 Museum Hindeloopen
伝統工芸、民族衣装、港の生活など18世紀の地域文化を展示する博物館。
開館:4月~10月 平日 午前11時~午後5時、土日祝日 午後1時半~午後5時
※上記期間外は、事前予約で見せてくれる場合もある

フリースランド・スケート博物館 Het Schaatsmuseum
9世紀から続くスケート文化を伝える博物館。伝統的な氷上のキャリー(橇)や氷上テント(売店)などオランダのスケート文化にまつわる品や11都市スケートマラソンの記録など展示。
ヒンデローペン塗りのワークショップの手配も可能。90分、飲み物付・6名で135ユーロ。
開館:通年 月曜日~土曜日 午前10時~午後6時、日祝 午後1時~午後5時

ヒンデローペンへのアクセス

アムステルダム中央駅から、オランダ鉄道(NS)でレリースタッド(Leystad)駅とレーワルデン(Leeuwarden)駅で乗換え、所要約3時間。またはアムステルダムの北にあるアルクマール(Alkmaar)まで鉄道で40分。そこからフリースランドの州都レーワルデン駅まで、締切大堤防を通る路線バスが走っています。バスは途中、大堤防の展望台で下車し、水の国オランダの大事業を見ることができるのでおすすめです。

締切大堤防 オランダ

周辺にはフリースランド11都市の仲間、スタフォーレン(Stavoren)、ウォルカム(Workum)、ボルスワルド(Bolsward)、スネーク(Sneek)といった村が点在しています。ゆっくり楽しむには、レーワルデン(Leeuwarden)を拠点に村めぐりを楽しんでもいいでしょう。

参照HP
● 旅行記 オランダの北に知られざる美しい村を訪ねて
● オランダの公共交通機関案内 9292.nl(時刻表等の検索・英語)

(c) Gertjan Groenendijk

(c) Gertjan Groenendijk

(c)Gertjan Groenendijk

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