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メッヘレン郊外☆聖ウルスラ修道院とおしゃれな修道院ホテル

16世紀初めにネーデルランド(現在のオランダとベルギー)の首都として政治、経済、文化の中心を担い、華やぎの時を過ごしたメッヘレンは、首都ブリュッセルから電車で30分とアクセスも良い静かな古都。300を越える歴史的建造物やモニュメントがあり、世界一大きな楽器と呼ばれる「カリヨン」を収めた巨大な塔をもつ聖ロンバウツ大聖堂、ヘット・アンケル醸造所がある世界遺産ベギン会院の建物群、王立デ・ウィット・タペストリー工房など、見どころはつきません。

メッヘレン グロートマルクト 広場 市庁舎 フランダース

● 聖ウルスラ修道院の温室と建物群

このメッヘレンの郊外に「聖ウルスラ修道院」という美しい場所があります。アールヌーヴォー様式を中心にネオ・ゴシック様式、ネオ・エンパイヤ様式、アール・デコ様式を取り入れた建物群は、ガラスの温室をハイライトにその一部が一般公開されています。

フランダースの旅 聖ウルスラ修道院の温室と建物群

必見は「聖ウルスラ修道院のウィンターガーデン(Winter Garden Ursulinen)」です。一歩足を踏み入れると、そこはまるで別世界のようなカラフルな光の世界が広がっています。温室の天井には、色とりどりのガラスで草花や動物たちが繊細に描かれています。この温室が建てられた1900年頃、ベルギーではアールヌーヴォー建築が花盛り。そのエッセンスが、描かれている動植物のモチーフや、鉄を使った装飾的な枠組みや円天井などに見ることができます。室内にはエキゾチックなヤシの木やシダなどの植物、花、噴水、彫刻などが配置され、落ち着いた空間を生み出しています。

聖ウルスラ修道院 温室 メッヘレン アールヌーヴォー フランダース

聖ウルスラ修道院 温室 メッヘレン アールヌーヴォー フランダース

聖ウルスラ修道院は西欧において、少女の教育に力を入れたカトリックの一派でした。「オーストリアのマルガレータ」を戴いた王妃の町として親しまれているメッヘレンの郊外に、20世紀初頭、上流階級の少女向けに聖ウルスラ修道院女子寄宿舎学校が作られたのです。学校というには、過剰に見えるほど凝った温室は、生徒の家族など学校の来訪者のために作られました。温室の他にも、音楽室やホールなど、美しく保存された建物を見学できます。廊下を歩いているだけでも、学校として使われた息遣いが感じられ、古き良き時代にタイムトリップできる聖ウルスラ修道院。メッヘレンの観光と合わせて、足を運んでみませんか?

聖ウルスラ修道院の建物群は、春から秋にかけて、日曜日の午後2時半からのガイドツアーで訪問することができます。2016年は3月27日~10月30日の毎日曜日。所要約2時間、料金10ユーロ、ガイドは英語またはオランダ語になります。

聖ウルスラ修道院の温室 Wintertuin Urslinen
アクセス:メッヘレン駅まではブリュッセル中央駅から直通電車で30分、ブリュッセル空港から11分。メッヘレン駅からは510番または511番のバスで20分。バス停 Onze-Lieve-Vrouw-Waver Kerk 下車後、徒歩3分。
公式HP(オランダ語、英語)
www.visitwintertuin.be

● 修道院がおしゃれなホテルに

メッヘレン マーティンス パテルスホフ ホテル フランダース

美しい修道院学校の建物を見学した後は、ぜひ市内に戻って、修道院を改装したデザイン・ホテルに泊まってみましょう。「マーティンス・パーテルスホフ」はメッヘレンにある4つ星ホテルです。13世紀にフランシスコ修道院として建てられ、その後18世紀に立て直しが行われました。2009年からシックなホテルとなっています。外観が素晴らしいばかりでなく、朝食ルームに元チャペルを利用していたり、ステンドグラスのある部屋があったりとインテリアも教会の雰囲気を残したデザインとなっています。
Martins Patershof ホテル公式HP(英語)

メッヘレン マーティンス パテルスホフ ホテル フランダース

メッヘレン マーティンス パテルスホフ ホテル フランダース

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