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オランダの古城・屋敷を観て、泊まって、食べて

ヨーロッパというと、歴史ある古城や由緒ある屋敷を思い浮かべる人も多いかもしれません。オランダにも、素敵な城や屋敷が各地に点在しています。保存し伝えていくために、現在はミュージアムとなっているもの、泊まれるもの、レストランとなっているものなど、様々な形で活用されています。異国情緒たっぷりの建築を体験してみませんか?

観る

● ヘットロー宮殿 Paleis Het Loo

アペルドールン ヘットロー宮殿 オランダ

ヘットロー 宮殿 建築 オランダ

ほんの数十年前までオランダ王室の方々が利用していた宮殿です。17世紀にオランダ総督ウィレム3世の別邸として建てられ、その後3世紀にわたりオランダ王室オラニエ家の邸宅として使用されました。現オランダ国王の曾祖母にあたるウィルヘルミナ女王は、この地を特に好み晩年をこの宮殿で過ごされました。豪華な装飾や調度品、代々使われた食器、肖像画などが飾られた宮殿内部と、様式美あるれる庭園をミュージアムとして公開しています。王室の人々が暮らしたダイニングルームや寝室を歩き、クラシックカーや馬具が飾られた広い厩舎を見学してみましょう。「ウィルヘルミナ女王の間」で提供されるハイティー(午後の軽食やスイーツ付のお茶)も人気です。ゴッホの森(デ・ホーヘ・フェルフェ国立公園)の近くにありますので、公園内のクレラー・ミュラー美術館と合わせて、ゆっくり訪れたい場所です。

● デ・ハール城 Kasteel De Haar

デ・ハール城

デハール城 ユトレヒト オランダ

まるでおとぎ話にでてくるような中世の城が、ユトレヒト郊外にあります。デ・ハール城はいくつかの持ち主を経て、現在は富豪のロスチャイルド家の所有となっています。夏の数週間以外は、ガイド(英語・オランダ語)と共に内部を見学できます。ロスチャイルド家が集めたフランダースで織られた中世のタペストリー、陶磁器、絵画など芸術品が飾られています。城の周囲には135ヘクタールの広大な庭とロマンチックなチャペルがあります。6月下旬から咲くバラの季節は特に美しく、庭園だけでも十分楽しめます。11月末にはクリスマスマーケットが開かれます。城から徒歩10分で「赤の村」と呼ばれる城下町ハールザイレンス(Haarzuilens)に着きます。村の家々は、城主に敬意をあらわし、デ・ハール城の窓枠と同じ赤と白に塗られれています。オランダのパンケーキ「パネクックン」が食べられるレストラン・ワーペン・ファン・ハールザイレンなどがあり、ランチや休憩を兼ねて散策できます。デ・ハール城へは、ユトレヒト中央駅からフルーテン(Vleuten)駅まで所要9分、バス111番でKasteel de Haar下車。

● ミダフテン城 Kasteel Middachten

ミダフテン 城 オランダ

12世紀には文献に登場する古城。現在の城主の系列は14世紀から続く名家です。オランダ中部の森林地帯フェルウェ(Veluwe)の豊かな自然の中、代々受け継がれた城と庭園が一般公開されています。フランス式庭園、英国式ボーダーガーデン、ハーブ主体のキッチンガーデン、シアターガーデンなど様々な庭園が観られます。城内には、城主一家の生活を感じられるアットホームな雰囲気の中、素晴らしいアンティーク食器のコレクションや高級家具が展示されています。12月にはデコレーションの専門家を呼び、城全体がクリスマス一色に飾り付けられます。アーネム(Arnhem)駅からバス43番で30分。風車や伝統的な家が移築された「アーネム野外博物館」やへット・ロー宮殿(ミダフテン城からバス43番で55分)と組み合わせたルートがおすすめ。ミダフテン城については、こちらの記事(日本語)もご覧下さい。

● ムイデン城 Muiderslot

ムイデン 城 オランダ

アムステルダム近郊にあるため、時間に余裕のない方でも訪れやすいのがアイセル湖畔に建つムイデン城。湖に浮かぶヨットや緑の牧草地など、牧歌的な風景のなかに、きりっとした中世の城が佇んでいます。13世紀初頭に建設され、現在も当時の姿を残しています。城の周りは運河が取り囲み、水と石造りの建物のコントラストが絵になる風景。17世紀に詩人ホーフトが住み、文化サロンを開き、数々の芸術が生まれたというユニークな歴史があります。現在はミュージアムとして公開。ガイドツアーで内部も見学できます。4月から10月は毎日開館、11月から3月は週末とスクールホリデイの期間中のみ開館します。アムステルダム中央駅からWeesp駅まで所要15分。バス110番で10分。

泊まる

● ダウン&クラウドベルグ Duin & Kruidberg

ダウン&クラウドベルグ

17世紀にオランダ総督ウィレム3世が狩猟の館として使用した時代まで歴史をさかのぼる由緒ある館。現在の建物は19世紀のネオ・ルネッサンス様式です。北海に近いサントポールトという町の、緑に囲まれた自然豊かな場所にあります。現在はホテルとして営業。レストランとブラッセリーもあり、レストランはミシュランの一つ星を獲得しています。アムステルダム中央駅から直通電車で30分のサントポールト・ノールド(Santpoort Noord)駅から徒歩10分という、アクセスのしやすい立地が魅力です。アムステルダムで観光を楽しみながら、夜と朝は郊外の静かで落ち着いたホテルで過ごすスタイルは、旅慣れた方やゆっくり過ごしたい方におすすめです。鉄道+徒歩なので、移動も難しくありません。

● グランドホテル・カレル5世 Grand Hotel Karel V

ユトレヒト ホテル カレルV オランダ

アムステルダムから電車で30分、日本では特にミッフィーで知られるようになった古都ユトレヒトの旧市街に建つ5つ星ホテルです。中世にはドイツ騎士団が居を構え、神聖ローマ帝国カール大帝(カレル5世)が滞在した歴史ある館です。1998年以降、カレル5世の名前を冠した美しいホテルとして営業しています。ホテル内のミシュラン星レストランへ足を運ぶ、地元の人でも賑わっています。中庭は、レストランやホテルの利用がなくても自由に散策できます。ドム教会まで徒歩8分、ユトレヒト中央駅まで徒歩11分と、観光に便利な立地ながら、とても落ち着いた白亜の館です。

● シャトー・聖ヘルラーヘ Chateau St. Gerlach

シャトー聖ヘルラーヘ(マーストリヒト郊外)

ローマ時代から続く古都マーストリヒトの周辺には古城がたくさん残っています。そのなかでもおすすめなのが、緑に囲まれた敷地に建つ5つ星のシャトーホテル・聖ヘルラーヘ。現地では、結婚式やパーティーの会場としても人気があります。バロック式庭園、バラ園、ハーブガーデン、フルーツ庭園などの散策エリアやスパ施設があるので、ゆったりとリラックスした休日が過ごせます。マーストリヒト駅から電車で10分のHouthem-Sint Gerlach駅へ、。駅から徒歩10分。日本に予約事務所をもつルレ・シャトーに加盟しています。

食べる

● シャトー・ネアカンヌ Chateau Neercanne

シャトー ネーアカンヌ マーストリヒト オランダ

オランダ南部のほぼベルギーと国境を接する、小高い丘陵地にあるシャトー・ネアカンヌは、60年間にわたりミシェランガイドに掲載されるという、世界でも数軒しか達成していない快挙を成した老舗名レストランです。ローマ時代に開拓された古い場所あり、敵から守る拠点として建てられました。現在の建物は17世紀のもので、この地方独特のマール石という白い滑らかな石が使われています。マーストリヒト条約が調印された時、オランダ王室が主催した食事会が行われた品格のある場所としても有名です。ドレスアップして出掛けてみたいレストラン。マーストリヒト駅からタクシーで15分です。

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