
《花魁》(溪斎英泉による)フィンセント・ファン・ゴッホ、1887年 ゴッホ美術館
「ゴッホと日本」展 アムステルダムで2018年3月23日から開催
2017年10月24日から上野の東京都美術館で「ゴッホ展~巡りゆく日本の夢」展が始まり、好評を博しています。この展覧会は、札幌から始まり、東京(2018年1月8日まで)、京都(2018年1月20日~3月4日)と巡回した後、アムステルダムのゴッホ美術館で「ゴッホと日本」展として、さらに大きな規模で開催されます。
オランダ、アムステルダムのゴッホ美術館の「ゴッホと日本」展は、2018年3月23日~6月24日に開催。ゴッホの作品における浮世絵など日本の芸術の影響に着目した特別展となります。

Bridge in the Rain (after Hiroshige) 1887, Vincent Van Gogh, Van Gogh Museum, Amsterdam
本展では、約60点のゴッホの絵画、素描と共に、浮世絵のコレクションも見られます。もともとゴッホ美術館で所蔵している作品だけでなく、世界各地から貸し出された作品も展示される予定です。
作品の状態から60年以上イギリス国外に貸し出されていなかった《耳に包帯をした自画像》(1889年、コートールド・ギャラリー、ロンドン)をはじめ、《坊主としての自画像》(1888年、ハーバード大学美術館、アメリカ)、《ルーラン夫人の肖像》(1889年、シカゴ美術館、アメリカ)、《2人の人物のいる下生え》(1889年、コートールド・ギャラリー、ロンドン)、《アルルの女》(メトロポリタン美術館、アメリカ)などがこの特別展のために、ゴッホ美術館に貸し出される予定です。このテーマでこれほど大規模な特別展が行われるのは初めてのことです。

《耳に包帯をした自画像》 Vincent Van Gogh, Self-Portrait with Bandaged Ear, 1889, The Courtauld Gallery, London
もちろん、ゴッホ美術館が所蔵する《花魁(渓斎英泉による)》、《花咲くアーモンドの枝》といった日本ゆかりの作品も展示されます。ゴッホが所有していた葛飾北斎の浮世絵《神奈川沖浪裏》もお隣のアムステルダム国立美術館から貸し出される予定です。
すでに日本でゴッホ展をご覧になった方にとっても、見ごたえのある特別展になっていますので、2018年春夏はぜひオランダ、アムステルダムのゴッホ美術館での「ゴッホと日本」展をご覧ください。
ゴッホ美術館公式HP(日本語)「ゴッホと日本」展 の概要
https://www.vangoghmuseum.nl/ja/visitor-information-japanese/exhibition-van-gogh-and-japan-in-japanese

《花咲くアーモンドの枝》フィンセント・ファン・ゴッホ、1890年 ゴッホ美術館
日本語のマルチメディアガイドで「ゴッホと日本」展を
通常から、ゴッホ美術館では、日本語のマルチメディアガイド(音声ガイド)を使って見学できますが、特別展開催中は、常設展に加え、「ゴッホと日本」展の解説も、日本語のマルチメディアガイドで見学できることになりました(マルチメディアガイドの料金は5ユーロ)。
「ゴッホと日本」展の前売り入場券 2017年11月1日販売開始
「ゴッホと日本」展を含む来年春のゴッホ美術館の入場券の発売が、11月1日に始まりました。「ゴッホと日本」展は通常のゴッホ美術館の入場券で、追加料金なしで鑑賞できます。ただ、期間中は通常より来場者が増えることが予想され、各時間枠の販売枚数は限られておりますので、訪問日時が決まった方はお早めにご予約下さい。ゴッホ美術館のウェブサイトから日本語で予約できます。日本語でのチケットの購入はこちらから。
ゴッホ美術館 公式HP(日本語)
https://www.vangoghmuseum.nl/ja/visitor-information-japanese
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