海辺のロイヤルシティ、ハーグ
ハーグには、フェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」や世界最大のモンドリアンのコレクションがあり、モダンからクラシック音楽、劇場から砂浜の彫刻まで様々な文化が息づいています。旧市街中心部には、多くのお店が立ち並び、思う存分お買い物が楽しめます。そして、海辺の町ハーグでは、浜辺を散策して、スヘフェニンゲンの港の新鮮な魚を楽しむこともできます。
ロイヤルな町ハーグ
ハーグはオランダ王家ゆかりのロイヤルな町です。毎年9月の第3火曜、王子の日(Prince’s Day 2018年は9月18日)には、伝統的にオランダ国王は国会の開会を宣言するスピーチを行います。それに先立ち、ウィレム・アレクサンダー国王は、ハーグの執務宮であるノールドアインデ宮から国会議事堂のあるビネンホフまで、ガラスの馬車でマキシマ王妃と共にパレードします。このオランダ国王夫妻のパレードは、ランゲ・フォールハウト広場(Lange Voorhout)から間近に見ることができます。
ロイヤル・クリスマス・フェア 2018年12月14日~23日
ハーグのロイヤル・クリスマス・フェアは、オランダでも最大級のクリスマスマーケットのひとつです。100ほどの店舗が立ち並び、クリスマスのギフトや冬のファッション、素敵なデザインの飾り物を探すことができます。ホットワイン、冬のコート、クリスマスのイルミネーション、木型、キャンドル、そして様々なクリスマスギフトと共に、子どもたちの合唱や演劇、物語の語りなどのプログラムが楽しめます。L字型になっているハーグのランゲ・フォールハウト広場は、ヨーロッパの町の良さが集まった場所として知られています。
2019年レンブラント没後350年とオランダ黄金時代
2019年は、オランダで最も有名な画家のひとり、レンブラント・ファン・ラインの没後350年。それを記念して、レンブラントや彼と同時代の画家の作品が、オランダ全体で注目されます。2019年1月31日~9月15日には、ハーグのマウリッツハウス美術館で、レンブラントの作品を中心にオランダとフランダースの黄金時代の世界的に有名な絵画が見られる企画展が行われます。2019年10月17日~2020年1月19日には、レンブラントの最も有名な弟子であるニコラス・マースの企画展がマウリッツハウス美術館で開催されます。

レンブラント「自画像」マウリッツハウス美術館
ハーグ市観光局 公式HP(英語)https://denhaag.com
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