メッヘレンはカリヨンの音色が響く静かな古都。16世紀初頭にはネーデルランド(現在のオランダとベルギー)の首都として政治、経済、文化の中心を担っていました。電車でブリュッセルからもアントワープからも約20分。小都市ならではののんびりとした滞在がお勧めです。
グロートマルクト Grote Markt
メッヘレンの繁栄を導いた「オーストリアのマルガレータ」の像、豪華な市庁舎が立っています。レストラン・デ・メットDe Metでは伝統の地鶏料理が食べられます。
聖ロンバウツ大聖堂 Sint Romboutskathedraal
513段の階段を上るとそこには絶景が。鐘楼の中には、カリヨン演奏室があり、カリヨンのコンサートが行われます。ヴァン・ダイクの祭壇画「磔刑図」もお見逃しなく。
大ベギン会院・小ベギン会院 Groot Beijnhof, Klein Beijnhof
世界遺産に指定されているベギン会院の一つ。順路を示す矢印に従って歩いてみましょう。
王立デ・ウィットタペストリー工房 Koninklijke Manufactuur van Wandtapijten
フランダース地方に残るタペストリー製造の伝統技術とその保存を紹介するベルギー唯一の機関。新旧のタペストリー展示やタペストリー製造・修復の実演があるので、時間が合えば立ち寄ってみたいもの。一般の訪問は土10時30分からのガイドツアーのみ。団体は木~土、9時~15時30分で要予約。
オーストリアのマルガレータ宮 Paleis van Margareta van Oostenrijk
16世紀初頭にルネサンス様式で建造。館内の見学はできませんが、ゴシック様式の美しい中庭は心癒されます。
聖ヤン教会 Sint-Janskerk
15世紀後期のゴシック様式。ルーベンスの祭壇画「マギの礼拝図」を身に多くの人が訪れています。
国立カリヨン学校 Koninklijk Beiaardschool
珍しいカリヨン演奏者の学校。内部見学はガイドツアーで。
詳細はメッヘレン観光局のウェブサイトをご参照ください。