1653年創業のロイヤル・デルフトは、17世紀から現在までその歴史が続いている唯一のデルフト焼の窯元です。いまでもロイヤル・デルフト焼は、数世紀続いてきた伝統を守り、職人がひとつひとつ丁寧に手作業で絵付けをしています。
2015年はゴッホ没後125年の年。ヨーロッパ各地で世界的に有名な画家ゴッホの没後125年を記念したイベントが開催されています。没後125年を記念して、ロイヤル・デルフトでも特別なプロジェクトが行われます。
ゴッホ没後125年を記念して、1888年に描かれたゴッホの名画「夜のカフェテラス」と「ひまわり」がデルフト焼陶器で再現されます。この2つの名画は、青色のデルフト焼と多色のデルフト焼きの2種類、作られます。
ハイシーズンの間、ロイヤル・デルフト内のミュージアムでは、熟練絵付師パウル・バーテルスによって、デルフト焼陶器の「夜のカフェテラス」と「ひまわり」が描かれていく様子がご覧いただけます。絵付師が作業をしていない時は、作業の様子をビデオで見られるようになっています。完成後、この没後125年記念タイルは販売される予定です。
加えて、ロイヤル・デルフトでは、ゴッホにちなんだプロダクト・ラインを作り上げました。「自画像」「ひまわり」「夜のカフェテラス」のゴッホの名画がそれぞれ3つの長方形の陶器の小皿に描かれたもの。ぜひロイヤル・デルフトでご覧ください。