
市庁舎
ゲントの南28km、ブリュッセルから西に70kmほどのところにあるアウデナールデ(Oudenaarde オウデナールデ) は、中世からタペストリーで栄えた古都。スヘルデ川沿いにたたずむ美しい町です。町の周辺は「フランダースのアルデンヌ」と言われ、緑豊かな美しい景色が広がっています。
町の中心マルクトの望楼がある市庁舎は世界遺産に登録されています。内部はMOUという名前のミュージアムとなっており、特に銀製品とタペストリーのコレクションで知られています。
オウデナールデは古くからタペストリー制作で知られていました。最盛期の16世紀には街の半分以上がタペストリー産業に従事していたほど。この市庁舎内のミュージアムでは貴重なタペストリーのコレクションが見られます。

ロンド・ファン・フラーデンレン時のマルクト (c)Patrick Verhoest
また、オウデナールデは、自転車のクラシックレースの祭典ロンド・ファン・フラーンデレン(ツール・ド・フランダース)の聖地としても知られています。市内のロンド・ファン・フラーンデレン博物館には歴代の勝者のパネルや石畳の自転車走行を疑似体験できる自転車の展示のほか、オリジナルジャージやグッズが販売されているコーナーがあります。
オウデナールデ市観光情報(英語)
https://www.tov.be/en