● 鉄道博物館 トレイン・ワールド
首都ブリュッセルにベルギー鉄道の過去・現在・未来を紹介するミュージアム「トレイン・ワールド」が開館しました。博物館は、19世紀末に建造されたネオ・ルネッサンス様式のスカールベーク(Schaerbeek)駅の駅舎の一部を利用。入口付近は、1913年当時の駅舎のコンコースや券売ホールが残され、レトロな雰囲気たっぷりです。新しく作られた8,000平方メートルの館内には、ベルギー最古の機関車「Pays de Waes」(1842年製造)や1939年に世界最高速度を誇ったベルギーの蒸気機関車「TYPE12」、王族専用の車両、欧州大陸横断に使われたかつての高速列車TEEなどが展示されています。世界各地から集められた鉄道員の制服、駅舎や汽車の絵・写真などのコレクションも公開されています。
鉄道博物館トレイン・ワールド
開館: 火~日 10時〜17時(月曜休館)
アクセス: スカールベーク(Schaerbeek)駅、ブリュッセル中央駅から列車で8分
公式サイト(英語): http://www.trainworld.be/en
● 鉄道ホテル トレイン・ホステル
スカールベーク(Schaerbeek)駅のそばには、鉄道ファンや家族などにぴったりの宿泊施設もオープン。ホテルルームタイプの他、長期滞在用のキッチン付きフラットタイプ、グループ旅行やバジェット旅行にぴったりのホステルタイプがあり、どの部屋も列車の客車や寝台車をイメージしたポップな内装で飾られています。部屋をシェアするホステルタイプの25ユーロから、6人が滞在できるリビングルームやテラスがついたグランプラス・フラットの250ユーロまで幅広い価格設定で、予算に応じて楽しめます。
ウェブサイト(英語) http://trainhostel.be/