観光テーマオランダ、ベルギー・フランダース地方のみどころをテーマごとに紹介

オランダ&ベルギー クリスマス物語

秋の黄紅葉が終わり、日が短くなってくると、町はクリスマスに向けてそわそわし始めます。

カトリックを信仰する人が多いベルギーでは、伝統的なキリスト教の行事やお祭りが盛んに行われています。早いところでは、11月末からクリスマスのイベントがスタート。1月初旬の頃までマーケットやライトアップなどが開催されています。冬の風物詩を体験するチャンスです。

オランダでは、いまもカトリックを信仰する人が多い南部(ベルギーに近いエリア)を中心に、クリスマスの伝統が受け継がれています。もうひとつのクリスマスといわれるのが「シンタクラース」のお祭り。11月中旬のパレード、12月6日の聖人ニコラスの日のプレゼントと、子供たちにとって大事なイベントです。

ベルギーのクリスマスイベント

クリスマスをベルギーで楽しみましょう。皆さんが観光で訪れることの多い町の、ハイライトとなるクリスマスイベントをご紹介します。

グランプラスの音と光のショー
2018年11月30日〜2019年1月6日

グランプラス の光のショー (c)Eric Danhier

ベルギーの首都ブリュッセルで必見なのが、世界遺産にもなっているグランプラス。11月末から始まる広場での「音と光のショー」は、マジカルな音楽に合わせて、中世の建物に光がマッピングされ、目を楽しませてくれます。世界一美しいと文豪ビクトル・ユーゴーが讃えた広場が、クリスマスの時期はひときわ輝きを増します。広場には巨大なクリスマスツリーのほか、キリスト誕生の逸話にちなんだ展示もあり、本物の羊やロバたちがキリスト生誕の馬小屋で人々を和ませています。

ブリュッセルのクリスマスマーケット
2018年11月30日〜2019年1月6日

(c) Eric Danhier

ブリュッセルの証券取引場から聖カトリーヌ広場までのエリアに、全長2km、約200のテント小屋が並びます。クリスマスのオーナメント、雑貨、ホットワインや食べ物などを買ったり、冷やかしながらクリスマスの雰囲気が味わえます。聖カトリーヌ広場とかつての魚市場には、可愛らしい観覧車やスケートリンクが出現し、お祭り気分を盛り上げます。マーケットあるエリアは、グランプラスから簡単に歩けるので、ふたつを合わせて観光するのがおすすめです。

ブルージュのクリスマスマーケット
2018年11月24日~2019年1月2日

マルクト広場(Markt)とシモン・ステフィン広場(Simon Stevinplein)でクリスマスマーケットが見られます。マルクト広場にはスケートリンクが設置され、アイススケートを楽しむ人々でにぎわいます。

(c) Stad Brugge

(c) Jan D’Hondt

ブルージュの氷の宮殿のショー
2018年11月14日~2019年1月6日

1,000㎡の氷の宮殿に3,000個のアイスキューブが設置され、40名の氷の彫刻家やビデオアーティストが協力して、氷の彫刻とプロジェクションマッピングを融合させた展示を行います。ブルージュの駅前に特設会場があります。

● アントワープのクリスマスマーケット
2018年12月8日~2019年1月6日

聖母大聖堂近くのグルンプラーツ広場(Groenplaats)とグロートマルクト広場(Grotemarkt)を中心に、スヘルデ川まで屋台のテントが並びます。聖母大聖堂の前にはキリスト誕生の馬小屋が登場。

アントワープ (c) Antwerpen Toerisme en Congres

(c) Antwerpen Toerisme en Congres

ルーヴェンのクリスマス
2018年12月12日〜12月23日

「石のレース」と称賛される装飾が見事なルーヴェン市庁舎が、この時期は特別なイルミネーションで彩られ、さらに美しい輝きに満ちます。

(c) Pieter-Jelle De Brue

市庁舎向かいにある聖ペドロ参事会教会の前に、キリスト生誕の逸話にちなんだ馬小屋が作られます。また、ラデウズ広場(Mgr.Ladeuzuplein)とヘルベルト・ホーフェル広場(Herbert Hooverplein)にクリスマスマーケットの小屋が約170店並びます。クリスマスマーケットの時期、2週間で約80万人が訪れることからも、その素晴らしさが伝わります。ルーヴェンのクリスマスイベントについては、特設ウェブwww.wintertijdinleuven.be(英語)もありますので、気になった方はご参照ください。

ルーヴェンのクリスマス

ルーヴェンの市庁舎とクリスマスデコレーション

ゲントのクリスマスマーケット
2018年12月12日〜12月23日

ファン・エイクの祭壇画「神秘の子羊」で知られる聖バーフ大聖堂の前から、コーレンマルクトにかけて約140店が出店します。ベルギーやゲントの物だけでなく、ドイツ、フランス、オランダ、イタリア、スペインなどの品々も並びます。夜景が美しいゲントはぜひ1泊して、ライトアップされた夜の町を散策してみてください。

ゲント (c)Visit Gent

(c)Visit Gent

オランダのクリスマスイベント

元祖サンタクロースの伝説から、洞窟やキャンドルをテーマにしたクリスマスイベント、そしてライトアップ・イベントまで。冬の美しい景色を楽しんでみませんか。

聖ニコラスの到着、アムステルダム
2018年11月18日

サンタクロースの原型とされる「聖ニコラス(オランダ語でシンタクラース)」の到着は、オランダの子供たちが、1年で最も楽しみにし

聖ニコラスの到着 アムステルダム イベント クリスマス オランダ

ているお祭りといっていいかもしれません。

12月6日の聖ニコラスの日の前月、赤いマントを着た聖人ニコラスが従者ペーターとともに、スペインから蒸気船に乗ってオランダにやってくると言い伝えられています。毎年アムステルダムで開催される聖ニコラスの到着のイベントでも、伝説の通り聖ニコラスの一行は、船でアムステルダムの港に到着。その後、子供たちにお菓子を配る従者たちと一緒に市内を賑やかにパレード。この様子はテレビ中継されるため、聖ニコラスは多くの子供たちに信じられています。

光のアートの祭典、グロウ(アイントホーフェン)
2018年11月10日~17日

アムステルダムとベルギーのアントワープの間にあるオランダ第5の都市、アイントホーフェンは「フィリップス社」が誕生した町。世界的な電気製品の企業があるという理由だけれはないのですが、ここでは光をテーマにしたアートの祭典「グロウGLOW」が開催されています。デザインの町ともよばれるアイントホーフェンで光の祭典はアートの装いをまといます。国内外のアーティストによる光のオブジェが町を彩ります。毎年70万人以上が見学にやってくる人気のイベントです。

Glow 2017, Blob the Bulb – Jan Fabel & Dirk van Poppel (c) MARCO DE GROOT

マジカル・マーストリヒト
2018年12月1日~2018年12月31日

マジカル・マーストリヒト開催時のフライトホフ広場の風景

クリスマスシーズンとなる12月は、カトリック色の残るオランダ南部がおすすめ。リンブルグ州にあるオランダ最古の町マーストリヒトは「マジカル・マーストリヒト」と題して、クリスマスを祝うイベントを開催します。

旧市街がイルミネーションに彩られ、町の中心にあるフライトホフ広場にクリスマスマーケットやスケートリンクが出現します。オランダの冬の伝統菓子オリボーレンやシロップ・ワッフル、ホットワインの屋台なども並びます。アムステルダムからマーストリヒトまでは、直通電車で2時間25分です。

ロマンチックな馬車で観光

ファルケンブルグの洞窟クリスマス・マーケット
2018年11月16日~12月23日

マーストリヒトから電車で2駅10分に、ファルケンブルグ(Valkenburg)という雰囲気のよい小さな町があります。マーストリヒトをはじめ近隣の建物を作るために、ここから石材が切り出されたのですが、その跡が大きな洞窟となって残っています。ここでは天候に左右されない洞窟ならではの気候と、ライトアップすると独特の雰囲気となるロケーションを利用して、ヨーロッパ最大の地下のクリスマス・マーケットが開催されています。

洞窟で開催されるクリスマスマーケット

ファルケンブルグでは水曜日と土曜日の夜にクリスマスパレードも行われます。可愛くライトアップされた洞窟マーケットを冷やかし、祝祭ムードの町を歩くだけでも楽しいものです。

ファルケンブルグのクリスマスパレード

アムステルダム・ライト・フェスティバル
2018年11月29日~2019年1月20日

水の都アムステルダムの運河やアムステル川沿いを中心に、町の各所が光のオブジェで彩られ、光のアーティストたちの作品が展示されます。イベントやルートガイドなどは公式HP(英語)にて後日公開の予定。何気なく町を歩いていると、目を楽しませてくれるアートがあちこちで見つかるのが面白いイベントです。

Amsterdam Light Festival 2016

Amsterdam Light Festival 2016

ゴーダ・キャンドルライトの夕べ
2018年12月14日

チーズで有名なゴーダですが、15世紀頃からキャンドルの生産地としても栄えてきました。クリスマスの時期に1日だけ開催されるこのイベントには、毎年3万人ほどが参加します。小さな町を歩いていると、住民が窓辺に灯した、たくさんのキャンドルの光にほっとしたり、中世の衣装に仮装した人や動物が練り歩いているのに出会ったり、ちょっとした広場でコーラス隊や楽団が演奏を繰り広げたりと、地元の人たちがクリスマスを祝う雰囲気にふれることができる温かいイベントです。ハイライトは市庁舎前の広場での、音楽イベントとクリスマスキャロル斉唱。巨大なクリスマスツリーに明かりが灯されます。

ゴーダの市庁舎前の広場

ドルトレヒトのクリスマスマーケット
2018年12月14日~16日

全長2.5キロメートル、300店舗が並ぶオランダ最大のクリスマスマーケットが、ロッテルダムから電車で15分のドルトレヒト(Dordrecht)で開催されます。駅から徒歩でめぐることができる距離なので、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

ドルトレヒトのクリスマス(c)Dordrecht_Marketing

(c) Dordrecht Marketing

ハーグのロイヤル・クリスマスフェア
2018年12月14日~23日

国王の住む町ハーグで開催されるクリスマスマーケット。マウリッツハウス美術館にも近いランゲフォールハウトLange Voorhout周辺に約100店舗が並びます。正午~午後9時。

(c) Den Haag Marketing

※日程等は変更になる場合があります。
※最新情報は公式HP(イベント名からリンク、英語)などでご確認ください。

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