日本でも若者を中心に人気が年々上がっているベルギービール。 800銘柄以上あるといわれ、各都市でその土地ならではの地ビールが楽しめます。一口にベルギービールといっても、色、味、アルコール度数など個性豊かで、まるでワインを思わせるほどの種類と奥深さがあります。 ビールの種類によって変わるグラスも併せて楽しみたいものです。 訪れる街ごとにレストランでその土地の地ビールを試すことでベルギー・ビールの奥深さが一層感じられることでしょう。 また醸造所でできたての生ビールを味わうのも良いものです。
ベルギービールの種類についてはこちらのページをご参照ください。
■ ブリュッセル
カンティヨン醸造所 :辛口で非常に酸味の強い昔ながらのランビックをはじめ、サクランボビール、フランボワーズビールを今も醸造。ブリュッセル・グース・ミュージアムも併設している。ブリュッセル南駅から徒歩5分。 www.cantillon.be
ビール博物館:ブリュッセルのグランプラスにあるベルギービール醸造者組合が運営する博物館。18世紀のビール醸造器具の展示や最新のハイテク醸造法を紹介。毎日10時〜17時に開館。
3フォンテーネン醸造所(Brouwerij 3 Foteinen): ブリュッセル郊外のブリューゲル街道にある昔ながらのランビック、グーズビール、サクランボビールを作っている醸造所。併設のレストランではベルギー料理と市販されてないランビックを楽しめる。 団体は金、土のみで要予約。 www.3fonteinen.be
■ ブルージュ
ブルージュ・ゾット(Brugge Zot):ブルージュを代表する地ビール。「ブルージュの馬鹿」という名前は中世のマクシミリアン皇帝が浮かれたブルージュ市民を見て行った言葉からきたものと言われています。「ブルージュ・ゾット」を作っている醸造所ドゥハルヴマーンの見学も可。
デ・ハルフェマーンは6代続く家族経営のビール醸造所。ブルージュ旧市街にあり、マルクトからは徒歩10分、ベギン会からは徒歩3分という好立地にあります。ここでは、ブルージュを代表する地ビールであるブルージュ・ゾットやストラッフェ・ヘンドリックを醸造しています。
またここではビアカフェとレストランを併設。雰囲気のいい中で、本格的なお食事が地ビールと共に楽しめます。ランチにもぴったりです。メニュー例はこちら
醸造所見学ツアー
所要:45分
料金:7ユーロ
開館時間:4月〜10月が毎日11時〜16時の毎時(土曜は17時まで)、11月〜3月は月〜金11時〜15時、土11時〜17時、日11時〜16時の毎時。15分前までにお越しください。ツアーは英語、オランダ語、フランス語、ドイツ語。
デ・ハルフェマーン・ビール醸造所
Huisbrouwerij De Halve Maan
住所:Walplein 26, Bruges
ウェブサイトwww.halvemaan.be
■ アントワープ
デ・コーニンク(De Koninck):アントワープを代表する「王様」という名の地ビール。見た目の濃い色からの印象と異なり、とても軽やかで飲みやすいアントワープを代表するビール。 www.dekoninck.be
■ ゲント
グルート(Gruut):ホップではなくハーブを使った珍しいビール。ゲント市内にビールの試飲と軽食が楽しめる醸造所がある。 www.gruut.be
■ ルーヴェン
ステラアルトワ(Stella Artois):ルーヴェンにある世界最大のビール会社インベヴの中でも有名なブランド。駅近くの醸造所見学が可能(www.breweryvisits.be)
ドムス(Domus):個人経営のドムス醸造所では、併設のレストランでオリジナルビールノストラ・ドムスが味わえる(www.domusleuven.be)。
■ メッヘレン
ヘット・アンケル醸造所(Gouden Carolus Brouwerij):ベルギー国内で有名なグーデンカロルス・ビールを生産する醸造所。ガイド付き見学と試飲ができる。 www.hetanker.be
※ベルギービールについて詳しくはこちらのウェブサイトをご覧ください。