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オランダで画家ゴッホの2大美術館と故郷を訪ねる

フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh 1853-1890)はオランダが生んだ後期印象派の画家です。本格的な画家として活動したのは約10年と短いものの、油彩画と素描画それぞれ1,000点以上を精力的に描きました。また、短期間に画風を劇的に変化させるなど実験性に富んだ作風で知られ、そのアーティスト魂や生き様から『炎の画家』『魂の画家』などと呼ばれています。故郷オランダには、ゴッホ作品の世界2大コレクションがあり、生まれ育った南部にはゆかりの場所が残されています。ゴッホの故国で画家の人生と作品を訪ねてみませんか?


ゴッホ パンフレット ヨーロッパルート オランダ

ゴッホと行く旅の参考資料 ファン・ゴッホ ヨーロッパルート オンライン版(PDF、日本語):オランダに生まれ育ち、画家修行を続けながらベルギーやフランスへと旅したゴッホゆかりの場所を豊富な地図や画像で紹介。2017年夏公開。


ゴッホ美術館 Van Gogh Museum

毎年200万人が訪れるアムステルダムのゴッホ美術館は、今年も素晴らしい企画展やイベントで訪問者をお迎えします。ゴッホが残した遺産をより多くの方に伝えていくために、ゴッホ美術館では来訪者の文化体験はもちろんのこと、オンライン・コミュニティにも力を入れています。

● 春の企画展『ゴッホと日本』
2018年3月23日~6月24日

《花魁》(溪斎英泉による)フィンセント・ファン・ゴッホ、1887年 © Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)

ゴッホの日本への憧憬と、芸術的な接点やその影響について企画展が、画家の故国オランダで開催されフィナーレを迎えます。画家ゴッホが夢想した ≪日本≫ というイメージを紐解くと共に、世界最大のゴッホ・コレクションを収蔵するアムステルダムのゴッホ美術館ならではの、初期から晩年までの幅広い作品はもちろん、弟テオとの書簡や友人ゴーギャンの作品などを展覧します。

● 秋の企画展『ゴーギャンとマルチニーク島のラヴァル』
2018年10月5日~2019年1月13日

《マンゴーの木》ポール・ゴーギャン、1887年 ©Van Gogh Museum Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)

オンライン・チケットで楽々
世界各地の訪問者であふれるゴッホ美術館ではチケット窓口に行列ができることが多いため、オンライン・チケットを事前購入しておくと旅行中の時間を有効に使えます。日本語での購入も可能。
ゴッホ美術館公式HP オンラインチケット販売(日本語)

ゴッホ美術館 ロゴ オランダアクティビティ
画家ゴッホとゴッホの時代のアートについてより知識を深めることができるレクチャー、ガイドツアー、ワークショップや夜間特別開館時のイベントなど多彩なアクティビティを開催。館内には日本語を含む11か国語のマルチメディア・ガイドもご用意。

開館日時
毎日午前9時~午後5時(金曜日は夜9時または夜10時まで開館)
開館延長など最新情報はゴッホ美術館の公式HP(英語)をご覧下さい。

入館料
一般 18ユーロ、18歳以下 無料
住所 Museumplein 6, Amsterdam(トラム 2番、5番)
ゴッホ美術館 公式HP www.vangoghmuseum.com(英語)

クレラー・ミュラー美術館 Kroller Muller Museum

ゴッホ、2番目の家
ゴッホのよる約90点の油彩画と180点の素描画を収蔵するクレラー・ミュラー美術館には、世界で2番目に大きいゴッホのコレクションがあります。ゴッホの二番目の家と呼ばれるのはそのためです。クロード・モネ、ジョルジュ・スラー、パブロ・ピカソ、ピート・モンドリアンといった近代絵画の巨匠作品も観られます。ヨーロッパ有数の彫刻庭園では、美しい庭園のなかの芸術を楽しむことができます。

Terrace of a café at night (Place du Forum), 1888

Terrace of a café at night (Place du Forum), 1888

ファン・ゴッホ・ギャラリー  – その人生と作品
ゴッホに捧げられた「ファン・ゴッホ・ギャラリー」では、ベルギーのボリナージュでの画家修業時代から、フランスのオーヴェル村で亡くなるまでの画家人生と作品を物語る、様々な時代の油彩画を40点ほど展示しています。

Sculpture garden Kröller-Müller Museum

Sculpture garden Kröller-Müller Museum

ヘレン&アントン・クレラー・ミュラー夫妻
フィンセント・ファン・ゴッホは、いまでは世界有数の芸術家として知られていますが、存命時はほとんど無名でした。作品はほぼ売れず、弟のテオに生活を頼っていました。20世紀初頭もまだゴッホは、ほんの一部の芸術愛好家にのみ知られる存在でした。美術館の創設者ヘレン・クレラー=ミュラーもその一人でした。ヘレンは、ゴッホを「モダンアートの偉大なる精神」とみて、1908年から1929年まで、夫のアントンと一緒に、現在クレラー・ミュラー美術館が収蔵するユニークなコレクションを集めたのです。

グループ向けプログラム:ゴッホを味わう~The Taste of Van Gogh
ミュージアム併設のレストランMonsieur Jacquesでは、画家の人生と作品をテーマに特別に作られた≪ゴッホ・メニュー≫をご賞味いただけます。また「The Taste of Van Gogh」プログラムは1時間の館内ガイドツアーにランチとコーヒーまたは紅茶、ケーキが付いたお得なセットです。いずれもグループ向け、要予約となります。

クレラー・ミュラー美術館 ロゴ オランダ開館日時
火曜日~日曜日・祝日 午前10時~午後5時
※屋外の彫刻庭園は午後4時半に閉園
※1月1日と月曜日は休館
住所 Houtkampweg 1, Otterlo

入館料
※美術館は国立公園の中にあるため、国立公園の入園料も含む
13歳以上 19.00ユーロ(ミュージアムカード利用 9.50ユーロ)
6~12歳 9.50ユーロ(ミュージアムカード利用 4.75ユーロ)
5歳以下 無料
学生 14.25ユーロ
クレラー・ミュラー美術館公式HP http://krollermuller.nl/jp(日本語)

ゴッホの故郷へようこそ Welcome to Van Gogh’s Homeland

世界的に有名な画家ゴッホはオランダ南部のブラバント出身

フィンセント・ファン・ゴッホは、世界各地の美術館がその作品を収蔵する人気の画家です。絵画の巨匠のルーツは、オランダ南部のブラバント地方にあります。彼はここで、生まれ育ち、「馬鈴薯を食べる人々」という名で知られる初期の傑作を描きました。ブラバント地方において、農地、田園、シンプルな生活といったものへの愛情を育みました。その後、アントワープ、パリ、アルル、サン・レミ、オーヴェル・シュル・オワーズといった外国で生活し、作品を描くときも、ブラバントで培った情熱が、芸術家としてのゴッホを生涯支え続けたのです。

ヌエネンにあるゴッホゆかりの教会

ヌエネンにあるゴッホゆかりの教会(左・いまの風景/右・ゴッホによる絵)

ゴッホが影響を受けた土地

フィンセント・ファン・ゴッホゆかりの地域がブラバントにはいくつかあります。ゴッホをより深く知るために、これらの場所を旅してみましょう。

● ヌエネン
– ゴッホを体験できるミュージアム「フィンセンター」(日本語オーディオガイドあり)
– ゴッホが絵を描いた場所やゆかりの地が21か所点在、まるで屋外ミュージアム(日本語のガイドツアー手配可)
– ダン・ロースガールデがデザインしたゴッホの名画「星月夜」をイメージしたサイクリング道が郊外にあります

● ズンデルト
– 画家が生まれた地に立つ記念館「ファン・ゴッホ・ハウス」(日本語オーディオガイドあり)
– フィンセント・ファン・ゴッホ・アーティスト・アット・レジデンス
– ゴッホの父の教会や兄の墓など、ゆかりの地をめぐるガイドツアー
(ゴッホ一家が使っていた井戸が再建されました)

● エッテン・ルーア
– ファン・ゴッホ教会
– 歴史地区を案内するガイドツアー
– ゴッホの最初のアトリエ

● デン・ボッシュ(スヘルトヘンボッシュ)
– ブラバント地方で唯一ゴッホの作品が観られる北ブラバント美術館
– ガイドツアー
– 2017年6月24日~10月5日「ゴッホ作品を調査して」展

●  ロースガールデによるゴッホのサイクリング道

その作品で多くの人を魅了してきたゴッホが、芸術家としての感性を磨いた場所に日暮れとともに現れるのは、アートとイノベーションとデザインが融合した新しい名所です。デザイナー、アーティスト、起業家といった呼称をもつダーン・ロースガールデもゴッホから影響を受けたひとり。ヌエネンの隣町アイントホーフェンに、ゴッホの名画「星月夜」をモチーフとした光るサイクリング道を作りました。ヌエネンと郊外をめぐる画家ゆかりの場所をつないだ「ゴッホ・サイクリング・ルート」がこの自転車専用道まで続いています。ぜひ体験してみてください。

ゴッホ 自転車 サイクリング オランダ

ゴッホの故郷へのアクセス

ゴッホの故郷、ブラバント地方は、オランダのアムステルダム、ベルギーのブリュッセル、ドイツのデュッセルドルフのいずれからも約80分、ベネルクスの中央に位置しています。

ゴッホの故郷については以下のページもご参照ください。
ゴッホのブラバント地方 www.vangoghbrabant.com (日本語)
ゴッホのヨーロッパ街道 www.routevangogheurope.eu/ja/visit(日本語)

ゴッホ ブラバント ロゴ オランダ

 

 

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